劇団夢桟敷 ☆2018.6〜山南ノート5

熊本アングラ万華鏡〜演劇とプライベートの徒然

テラヤマプロジェクト(25)ワークショップ2

2020-07-11 08:26:47 | 2020-2022 日記

7/10(金)19:00-21:00清水公民館2F第3会議室
ワークショップは1F和室が水害に備えて避難場所となっていた為、2F会議室に変更となった。
新型コロナも感染増加傾向にある。東京では200人越えの感染者数更新が続く。
右往左往する今日この頃である。…不平不満が爆発するか?ジッと耐えるか?笑って発狂するか?
人間を観察し、それをドラマに仕立てるのは不幸な作業か。
それも演劇の役割だろうか?
ハテナが飛び交う。

テラヤマプロジェクト
台本の無い「2メートル四方国家」
無人島に漂着した人間はどう生き延びるか?
それを演劇で表現することに何の意味があるか…。

2メートル四方で生きている者にとって、食べることが最高のこととなる。食べものを探す。水だ、太陽だ、植物だ、肉だ。
冒険は生きるために探すことから始まる。2メートル四方の旅である。
旅に出ると無人島に漂着した新たな他人と出会う。男か女か?
言葉が通じないと見つめ合うことから始まる。敵か味方か?
敵と見なせば戦いが始まり、味方と見なせば共同生活が始まる。
どちらを選ぶか?
原始時代の人間たちはどのように生き延びて来たかを想像する。

歴史の歯車を考える機会となった。
筋立ての無い即興演劇はコミュニケーションの訓練にもなった。
次は「疫病流行記」(寺山修司)の本を読むワークショップになる。