【京都国際会館】特別見学会の続きです。
集合時間になり、職員の方々がみえました。
(案内して下さる方、建築専門の方、
スタッフの計3名が見学に同行)
見学者は20名。女性の参加率が高く
皆さん、この特別見学会を
楽しみにされている様子が伝わってきました。
まずは、国際会館の説明、
ロビーラウンジについての説明を受けます。
このラウンジは
設計者の大谷幸夫先生が
各国を代表する方々の交流する場、として
意識して設計をされたそうで
広い館内には、70%以上を占める
パブリックエリアが
設けられているそうです。
ステンドグラスをはじめ
オブジェが各所に飾られていて ↓
コンクリートは打ち放しではなく
「叩き仕上げ」と呼ばれる工法が用いられ
独特の温かみを醸(かも)し出しています。↓
この照明も面白い!
建物については
キーワードがあって
「台形、逆台形、六角形」
建物のあちこちでこれらを見ることが出来るので
よく見て探して下さい、と。
階層式ロビーラウンジは
1階だけでも4ステップ(段差)あり、
建物全体でみると
6階建てで、22ステップにもなるのだとか!
この複雑さ…!
凄いし驚くけれど
工事するとなると現場泣かせですよね…(苦笑)
さらに、家具にもこだわっています。
剣持 勇 氏によるデザインで、
斬新かつ機能的なテーブルや椅子が並びます。
剱持 勇 氏は、この国際会館に似合う家具を、と
デザインされたそうです。
次は移動して、
普段の一般公開でも入る機会は少ない
という場所へ。
それが
『メインホール』です! ↓
この場所で《京都議定書》が採択されました。
歴史的なホールです!
シンメトリックな台形空間で
近未来な感じもする存在感ありまくり!なホールです。
目が行くのは、やっぱり天井 ↓
この形が地球を表している、と言われたり
宇宙を表している、と言う説も。
真相は分かりませんが
一度見ると強く印象に残ります。
両側の壁には六角形の窓が並び
ここが、同時通訳ブースとなっています ↓
国際会議などの同時通訳というのは
大変な仕事だと思いますが
憧れます。
建物が台形になっていることが
ここから見るとよく分かります ↓
ホールのステージはこんな風です ↓
座席との距離が近い、
段差もあまりない、というのが特徴的です。
そして、こちらが各国代表団の座席です。
(「国連方式」の座席だそうです)
1か国4名で、前の2席が代表団席
後ろの2席が随行員席になるとのこと。
この形の座席が800席あるので、
200か国の人々が一同に集うことが
出来るのだそうです。
ステージにあがる階段です ↓
こちらも絨毯は枯山水をイメージした
波打った模様が描かれています。
歩くとフカフカしていました。
この階段を上り
壇上に立つことも出来ました。
こんな機会でないと、ここの壇上に立つことなど
あるはずもないので
とても良い記念となりました。
檀上の奥にあるオブジェ
そして、圧巻だったのが
このステージ壁面に飾られた
アルミ鋳物(いもの)レリーフ ↓
Ⅴ字形に約2,000個のレリーフが並んでいるのです。
文化や意見が異なる国の人々が集まり
会議を行う、という
国際会議を象徴しているのだとか。
こういうオブジェを創る、という
発想が面白いし
ステージが映えるので素敵でした。
壇上から見たホールの景色です ↓
席数:1,840
天井高:15m
報道陣向けの座席もあり、 ↓
その他、関係者等の座席も ↓
こうしてメインホールの見学は終了。
ホールを出ると
通路の景色はこんな風でした ↓
逆台形に六角形の窓
ここまで徹底した造りの建物だったとは…!
まだ見学は続きます。
次はエレベーターに乗って
さらに一般公開されていない場所へと向かいます。
↑ これはエレベーターの中です。
では、この続きはまた次回に。
お疲れ様でした!
集合時間になり、職員の方々がみえました。
(案内して下さる方、建築専門の方、
スタッフの計3名が見学に同行)
見学者は20名。女性の参加率が高く
皆さん、この特別見学会を
楽しみにされている様子が伝わってきました。
まずは、国際会館の説明、
ロビーラウンジについての説明を受けます。
このラウンジは
設計者の大谷幸夫先生が
各国を代表する方々の交流する場、として
意識して設計をされたそうで
広い館内には、70%以上を占める
パブリックエリアが
設けられているそうです。
ステンドグラスをはじめ
オブジェが各所に飾られていて ↓
コンクリートは打ち放しではなく
「叩き仕上げ」と呼ばれる工法が用いられ
独特の温かみを醸(かも)し出しています。↓
この照明も面白い!
建物については
キーワードがあって
「台形、逆台形、六角形」
建物のあちこちでこれらを見ることが出来るので
よく見て探して下さい、と。
階層式ロビーラウンジは
1階だけでも4ステップ(段差)あり、
建物全体でみると
6階建てで、22ステップにもなるのだとか!
この複雑さ…!
凄いし驚くけれど
工事するとなると現場泣かせですよね…(苦笑)
さらに、家具にもこだわっています。
剣持 勇 氏によるデザインで、
斬新かつ機能的なテーブルや椅子が並びます。
剱持 勇 氏は、この国際会館に似合う家具を、と
デザインされたそうです。
次は移動して、
普段の一般公開でも入る機会は少ない
という場所へ。
それが
『メインホール』です! ↓
この場所で《京都議定書》が採択されました。
歴史的なホールです!
シンメトリックな台形空間で
近未来な感じもする存在感ありまくり!なホールです。
目が行くのは、やっぱり天井 ↓
この形が地球を表している、と言われたり
宇宙を表している、と言う説も。
真相は分かりませんが
一度見ると強く印象に残ります。
両側の壁には六角形の窓が並び
ここが、同時通訳ブースとなっています ↓
国際会議などの同時通訳というのは
大変な仕事だと思いますが
憧れます。
建物が台形になっていることが
ここから見るとよく分かります ↓
ホールのステージはこんな風です ↓
座席との距離が近い、
段差もあまりない、というのが特徴的です。
そして、こちらが各国代表団の座席です。
(「国連方式」の座席だそうです)
1か国4名で、前の2席が代表団席
後ろの2席が随行員席になるとのこと。
この形の座席が800席あるので、
200か国の人々が一同に集うことが
出来るのだそうです。
ステージにあがる階段です ↓
こちらも絨毯は枯山水をイメージした
波打った模様が描かれています。
歩くとフカフカしていました。
この階段を上り
壇上に立つことも出来ました。
こんな機会でないと、ここの壇上に立つことなど
あるはずもないので
とても良い記念となりました。
檀上の奥にあるオブジェ
そして、圧巻だったのが
このステージ壁面に飾られた
アルミ鋳物(いもの)レリーフ ↓
Ⅴ字形に約2,000個のレリーフが並んでいるのです。
文化や意見が異なる国の人々が集まり
会議を行う、という
国際会議を象徴しているのだとか。
こういうオブジェを創る、という
発想が面白いし
ステージが映えるので素敵でした。
壇上から見たホールの景色です ↓
席数:1,840
天井高:15m
報道陣向けの座席もあり、 ↓
その他、関係者等の座席も ↓
こうしてメインホールの見学は終了。
ホールを出ると
通路の景色はこんな風でした ↓
逆台形に六角形の窓
ここまで徹底した造りの建物だったとは…!
まだ見学は続きます。
次はエレベーターに乗って
さらに一般公開されていない場所へと向かいます。
↑ これはエレベーターの中です。
では、この続きはまた次回に。
お疲れ様でした!