私が小学生の時、
社会見学で1度だけ明治村へ行ったことがあった。
当時は遠足気分。
歴史も建物にも全く興味がなく…
恥ずかしながら
明治村での記憶が残っていなかった。
でも先月、
明治村を観光して
記憶に残る建物があった!
それが、大井牛肉店 ↓
当時と変わらない看板 ↓
牛肉のお店なのにどうして鶴なんだろう?と、
子ども心に不思議に思ったのだ。
そして当時も
お店の前にはメニューの看板が置いてあって… ↓
(料金は昔とは違うけれど)
メニューを見て、当時小学生だった私は
「お金持ちの人しか食べられへんなぁ」と。
でも同時に、
「大人になったらお金稼いで、
ここで牛鍋食べるんや!」と密かに誓った、という
懐かしい当時のことを思い出したのだ(笑)
というわけで、前置きが長くなりましたが…
小学生の頃の誓いを果たすべく
大井牛肉店で牛鍋を食べてきました!
店内に入るとこんなふうに当時を再現 ↓
(もちろんお肉はサンプルです)
ランプがシャンデリアみたいになっていて
可愛らしい ↓
その奥には急傾斜の階段! ↓
お店は2階で営業されており、
牛鍋をいただくには
この急傾斜の階段を上らなければいけない。
予約をしておいたので
靴を脱いで階段を上がっていく ↓
そして2階の部屋へ入ると… ↓
洋風だけど和風!な、
和洋折衷の不思議な空間。
部屋の隅に
当時の建物の写真が飾られていた ↓
元は神戸市にあったお店で
明治20年頃に建てられたそうだ。
さらに奥の部屋へ案内される ↓
少し時間がかかるようだったので、
外の景色を見ようと
ベランダから覗いてみると…
どこの神殿ですか?と思うような造り!↓
ちなみにこれ、すべて木造だそうだ。
擬洋風建築(ぎようふうけんちく)と言って、
当時、日本人の職人さんが見よう見真似で造ったという
職人魂満載!の建造物。
すごいね!明治時代の職人さん。
一人で関心しながら見ていると、
お店の人から「お席へどうぞ」と勧められた ↓
牛鍋専用の机です!
ここで牛鍋を頂きます。
予約時に食事の注文はすでに済ませているけれど、
お店の人から「飲み物はどうされますか?」と。
お茶をいただくことに。
生卵の入った器も並びました。↓
机にはもう炭火が用意されており、
すっかり準備が整っています。
ちなみに机の下はどうなっているのか?というと…
こんなふうでした。 ↓
いよいよ、牛鍋の調理が始まります。
すべて店員さんが調理をしてくれるので、
私は写真を撮りながら出来上がるのを待ちます。
まず鉄鍋を置き、その上に砂糖を敷いていきます。
そして牛肉を並べて焼いていきます ↓
関西風のすき焼きの作り方です。
お肉に火を通して… ↓
「大井牛肉店」秘伝の割り下が投入されます ↓
鉄鍋からは美味しそうな匂いが充満!
お肉を寄せて、椎茸、白ネギ、と順番に
野菜が並べられていきます ↓
三つ葉が入ると色鮮やかで
見た目も爽やか!
焼き豆腐、もち麩、糸こんにゃくなどが入り
綺麗に盛り付けがなされます ↓
すべての食材が投入されました! ↓
ここで店員さんから、ごはんの量をたずねられました。
大盛りで、と言いたいところだったけれど、
この後の見学や移動を考え
「普通の量でお願いします」と答えた。
ごはんが運ばれてきました。
間もなく完成です! ↓
割りばしを見ると
「大井牛肉店 明治村」と刻印されています ↓
それではもう食べても良いようです。
食べやすいように器を並べて…
じゃーん!
これが【 牛鍋 】です! ↓
(牛鍋(竹)飛騨牛肩ロース肉)
出来立ての熱々をいただきます。
生卵を溶いて、味の浸みたお肉や野菜を入れて
口に入れると…
もう、文明開化バンザイ!って気分(笑)
美味しくて写真を撮ることも忘れ、
気付いたらあっという間に完食。
もう少しゆっくり食べれば良かった、とは思うけど
動き始めた箸は止められない(笑)
牛鍋、美味しかった~!!
こりゃ、髷(まげ)切ってザンギリ頭になるなぁ、と(笑)
鉄鍋が片付けられても
勢いの衰えない炭火 ↓
食後のデザートは移動して、別室で
ゆっくりと涼みながらいただきます ↓
シャーベットとお茶が用意されました。
季節によってデザートは替わるようで、
今回は「薔薇(ばら)とラズベリーのシャーベット」でした。
牛鍋の余韻に浸りながら
思うことは…
“小学生の頃の私、時間は随分経ったけど、
約束を果たしたよ!”と。
正直、牛鍋のお値段はするけれど、
明治時代の建物の中で炭火を使い
目の前で調理をしてもらっていただけるということで
場所代 + サービス料 + 良い思い出になる!
ということで、
とても良い記念になりました。
シャーベットを美味しくいただき、
ここでお勘定をしてお店の人にお礼を言って
下へと降ります。↓
緊張が走ります。
階段を上から見下ろすとこんな感じ。
足を滑らせないように注意して下ります。
お店は平日でもお客さんが次々と入って来ていて、
これを食べる為だけにはるばる見える方もいるとか。
階段を下りて窓際のところには
牛鍋の展示物! ↓
見本は二人前です、と表示されている。
これを見て、
「いつかここで牛鍋を食べるぞ」と思う小学生が
何人かはいるのだろう(笑)
建物は、登録有形文化財
大井のマークも入っていました。↓
以上で、牛鍋の報告は終了です。
お疲れ様でした!
社会見学で1度だけ明治村へ行ったことがあった。
当時は遠足気分。
歴史も建物にも全く興味がなく…
恥ずかしながら
明治村での記憶が残っていなかった。
でも先月、
明治村を観光して
記憶に残る建物があった!
それが、大井牛肉店 ↓
当時と変わらない看板 ↓
牛肉のお店なのにどうして鶴なんだろう?と、
子ども心に不思議に思ったのだ。
そして当時も
お店の前にはメニューの看板が置いてあって… ↓
(料金は昔とは違うけれど)
メニューを見て、当時小学生だった私は
「お金持ちの人しか食べられへんなぁ」と。
でも同時に、
「大人になったらお金稼いで、
ここで牛鍋食べるんや!」と密かに誓った、という
懐かしい当時のことを思い出したのだ(笑)
というわけで、前置きが長くなりましたが…
小学生の頃の誓いを果たすべく
大井牛肉店で牛鍋を食べてきました!
店内に入るとこんなふうに当時を再現 ↓
(もちろんお肉はサンプルです)
ランプがシャンデリアみたいになっていて
可愛らしい ↓
その奥には急傾斜の階段! ↓
お店は2階で営業されており、
牛鍋をいただくには
この急傾斜の階段を上らなければいけない。
予約をしておいたので
靴を脱いで階段を上がっていく ↓
そして2階の部屋へ入ると… ↓
洋風だけど和風!な、
和洋折衷の不思議な空間。
部屋の隅に
当時の建物の写真が飾られていた ↓
元は神戸市にあったお店で
明治20年頃に建てられたそうだ。
さらに奥の部屋へ案内される ↓
少し時間がかかるようだったので、
外の景色を見ようと
ベランダから覗いてみると…
どこの神殿ですか?と思うような造り!↓
ちなみにこれ、すべて木造だそうだ。
擬洋風建築(ぎようふうけんちく)と言って、
当時、日本人の職人さんが見よう見真似で造ったという
職人魂満載!の建造物。
すごいね!明治時代の職人さん。
一人で関心しながら見ていると、
お店の人から「お席へどうぞ」と勧められた ↓
牛鍋専用の机です!
ここで牛鍋を頂きます。
予約時に食事の注文はすでに済ませているけれど、
お店の人から「飲み物はどうされますか?」と。
お茶をいただくことに。
生卵の入った器も並びました。↓
机にはもう炭火が用意されており、
すっかり準備が整っています。
ちなみに机の下はどうなっているのか?というと…
こんなふうでした。 ↓
いよいよ、牛鍋の調理が始まります。
すべて店員さんが調理をしてくれるので、
私は写真を撮りながら出来上がるのを待ちます。
まず鉄鍋を置き、その上に砂糖を敷いていきます。
そして牛肉を並べて焼いていきます ↓
関西風のすき焼きの作り方です。
お肉に火を通して… ↓
「大井牛肉店」秘伝の割り下が投入されます ↓
鉄鍋からは美味しそうな匂いが充満!
お肉を寄せて、椎茸、白ネギ、と順番に
野菜が並べられていきます ↓
三つ葉が入ると色鮮やかで
見た目も爽やか!
焼き豆腐、もち麩、糸こんにゃくなどが入り
綺麗に盛り付けがなされます ↓
すべての食材が投入されました! ↓
ここで店員さんから、ごはんの量をたずねられました。
大盛りで、と言いたいところだったけれど、
この後の見学や移動を考え
「普通の量でお願いします」と答えた。
ごはんが運ばれてきました。
間もなく完成です! ↓
割りばしを見ると
「大井牛肉店 明治村」と刻印されています ↓
それではもう食べても良いようです。
食べやすいように器を並べて…
じゃーん!
これが【 牛鍋 】です! ↓
(牛鍋(竹)飛騨牛肩ロース肉)
出来立ての熱々をいただきます。
生卵を溶いて、味の浸みたお肉や野菜を入れて
口に入れると…
もう、文明開化バンザイ!って気分(笑)
美味しくて写真を撮ることも忘れ、
気付いたらあっという間に完食。
もう少しゆっくり食べれば良かった、とは思うけど
動き始めた箸は止められない(笑)
牛鍋、美味しかった~!!
こりゃ、髷(まげ)切ってザンギリ頭になるなぁ、と(笑)
鉄鍋が片付けられても
勢いの衰えない炭火 ↓
食後のデザートは移動して、別室で
ゆっくりと涼みながらいただきます ↓
シャーベットとお茶が用意されました。
季節によってデザートは替わるようで、
今回は「薔薇(ばら)とラズベリーのシャーベット」でした。
牛鍋の余韻に浸りながら
思うことは…
“小学生の頃の私、時間は随分経ったけど、
約束を果たしたよ!”と。
正直、牛鍋のお値段はするけれど、
明治時代の建物の中で炭火を使い
目の前で調理をしてもらっていただけるということで
場所代 + サービス料 + 良い思い出になる!
ということで、
とても良い記念になりました。
シャーベットを美味しくいただき、
ここでお勘定をしてお店の人にお礼を言って
下へと降ります。↓
緊張が走ります。
階段を上から見下ろすとこんな感じ。
足を滑らせないように注意して下ります。
お店は平日でもお客さんが次々と入って来ていて、
これを食べる為だけにはるばる見える方もいるとか。
階段を下りて窓際のところには
牛鍋の展示物! ↓
見本は二人前です、と表示されている。
これを見て、
「いつかここで牛鍋を食べるぞ」と思う小学生が
何人かはいるのだろう(笑)
建物は、登録有形文化財
大井のマークも入っていました。↓
以上で、牛鍋の報告は終了です。
お疲れ様でした!
いつか行ってみたいです‼️
明治村、ぜひ行ってみて下さいね♪
明治村がある犬山市には
国宝「犬山城」もありますよ!