毎日が山のこと

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暑さを避けて赤城山地蔵岳でリハビリ登山(2023年8月2日)

2023-08-04 11:05:40 | 山日記

先日登った赤城山の鍋割山の写真をLineで送ったら、兄から、赤城山なら登れそうだから連れていけとの依頼。

兄はリハビリ中だが、最近は高尾山などに一人で出かけているという。

今は低山は暑すぎて体によくないが、赤城山なら大丈夫だろうと。

大沼で1300mを超えているから、そこから地蔵岳なら涼しいはず。

どうせならと一人暮らしの娘を誘ったら行くという返事。

朝7時半に近くの駅に集合してもらい、私の車で出発。

 

10時30分、ほぼ予定通りに到着。

いい天気で、しかも上空に適度に雲があって日差しを弱めてくれて、これは快適。

ビジターセンターに車をとめ、まずは覚満渕の木道から鳥居峠へむかう。

水がかなり少なくなっていた。

ここの木道はもう限界。ぼこぼこに朽ちて、傾いているのをベニヤを貼ってごまかしてある(笑)。

 

ヒヨドリバナかな。

 

クガイソウも一輪だけ見つけた。

 

鳥居峠への登り口から覚満渕を振り返る。

ちょうど小学1年生が先生たちと来ていて、道をゆずってくれた。かわいいね。

 

鳥居峠から関東平野北部を展望。筑波山がみえるはずだが、霞んでいて無理だった。

 

これから小沼の縁へとむかうが、舗装道路は避けてこの山道を使う。

急なところはないし、樹林の中だから涼しい。

 

道はこんな感じ。下から風も吹いていて快適だった。

 

アキノキリンソウ。

 

小沼の縁の道。小沼火山の火口の縁を歩いているわけ。

でも緑がいっぱいで火山のイメージはない。

 

小沼の入り口の駐車場に到着。ここで小休止。

先ほどの1年生たちが車道を使って登ってきて、そのまま小沼へと降りて行った。

このコースは、私たち年寄りのハイキングにいいコースなのだが、電車とバスでは埼玉からは時間がかかりすぎるかな。

 

さて、少し車道を歩いて八丁峠から地蔵岳へと登る。

見上げればすぐ近くに山頂の電波塔も見えているが、階段の連続なので兄貴は足が重そうだった。

 

でもほかのコースは岩ゴロゴロのところが多いので、転ぶのが心配。

休み休み登ればいいのだから。

 

ツリガネニンジン。

 

頂上が近づいて覚満渕や小沼が見下ろせるようになってきた。

 

この平らな木道が現れたら、もう頂上は目の前。

 

12時30分、無事山頂に到着。

兄はリハビリで毎日散歩をしているが、階段の連続では、やはり足が重そうだった。

 

地蔵岳、1674m。出発点のビジターセンターが1360mくらいなので標高差300m余りだ。

 

大沼の向こうには主峰黒檜山。地蔵岳は右にある駒ケ岳とほぼ同じ高さ。

 

地蔵岳の名前の起こり。石塔と地蔵さんの列。頭がなくなっていて代わりの石が置いてあった。

ここにはコンクリートの四角い基礎があるので、かつては祠が建っていたのかもしれない。

 

湖畔にある赤城神社を見下ろす。神社にわたる橋が架け替え工事中だった。

 

少しいどうすれば関東平野側も見渡せるが、さすがに霞んでいて遠くは見えない。

今日は富士山は無理みたいだ。

 

さきほどの地蔵さんの列を横から撮影。

 

さて下山は、私も初めて歩く西側の展望駐車場を目指す。

最初は少し急で、岩もゴロゴロ。あぶないので私のストックをダブルで使ってもらった。

ただ、使い慣れないていないので、あまり役には立っていなさそう。

 

新坂平への分岐点付近になると傾斜もゆるくなり、歩きやすくなった。

 

標高1500m付近から足元の笹がなくなって雰囲気が変わった。

左側に動物除けなのか柵が連続しているところもあった。

 

ミズナラかな。かなりの老木だ。

 

新坂平から大沼湖畔に続く遊歩道にでて、もう駐車場は目の前。

実はここに自転車をデポしておいた。二人には木陰で休憩していてもらって私が車を回収にいった。

最初は、遊歩道でビジターセンターに戻りことも考えたが、自転車作戦にして時間も節約できた。

その時間で富士見温泉でゆっくり汗を流すことができた。

 

 


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