毎日が山のこと

最近の山歩きの記録はもちろん、作ってみた山行プラン、過去の山歩きの記録も順次掲載中です。

赤鞍ヶ岳から菜畑山(2014年12月30日)

2021-12-24 16:12:21 | 山日記

今夜はクリスマスイブ。もう2021年も終わりだ。

年の瀬には毎年どこかの山に出かけているが、今年は地元の仲間と箱根の明神ヶ岳に行くことにしている。

以前に投稿した武甲山と大持山も年末の出かけたものだが、その前はどこに行ったかと写真を調べたら、2014年に道志の赤鞍ヶ岳から菜畑山を歩いていた。

ちょうど時期なので投稿してみよう。

車で出かけたのだが、このころはスタッドレスタイヤを使っていなかったので、早朝の路面凍結に少し怯えながらの運転だった。

7時40分。車は、道志村役場の駐車場に留めさせてもらった。

谷間の道志村にはまだ朝日が届いていなかった。

村役場から山中湖方面に200mほど歩く。年末の早朝とあって人影は見えない。

赤鞍ヶ岳への登山道は、右手の石積みの擁壁の間の坂道を登っていく。

畑は霜で白くなっていた。

計画では谷間の山道にはいる予定だったが、標識があったのでそれにしたがってそのまま林道をたどると鹿よけの柵があった。

舗装がおわって少し歩くと右に折り返すように登山道がはじまる。足元に小さな標識も設置されていた。

少し登ると赤鞍ヶ岳から南にのびる尾根の末端に出る。

これは松の枯葉だった」と思う。一面に絨毯のようだった。

なかなかの急登が続く。上に行くほどきつくなっていく。足元がすべりそうだ。

植林帯にはいると木の根があってかえって歩きやすくなった。

ようやく急登が終わって道がゆるやかになったらそこが秋山峠。ここまで2時間近くかかった。

10時15分、赤鞍ヶ岳に到着した。カラマツ林のなかの山頂で展望はないが明るい感じだ。

ところでハイキング地図には、ここは朝日山と表示されている。赤鞍ヶ岳はここの東のピークにつけられている。

国土地理院との見解の違いはなにによるのかは不明だ。

だが現場の標識には「赤鞍ヶ岳」と表示されていた。

まだお昼には早いので、小休止ののち菜畑山への縦走路にはいった。

しばらくはゆったりした尾根道が続いていたが、地図で岩殿山と書いてある地点をすぎると急な下りとなった。

地面が凍結しているのか、グリップが効かない感じですべりそうだった。

木々の枝越しに白いピークが見えたが、どこの山だか見当がつかない。方角からは南大菩薩の黒岳と思われたが、こんなに雪が積もっているとも思えなかった。

11時30分近くに2つめのピークについた。ここで昼食休憩にした。

特に標識などはなかったように思うが、地図で確認すると岩戸ノ峰らしい。

赤鞍ヶ岳の次のピークが岩殿山。ここが岩戸ノ峰。まぎらわしい。

休憩中うろうろ歩いていたら鹿の糞があった。木の実が落ちているように見えないこともない。まさか拾って口に入れる人はいないだろう。

そこから150mほどくだる。林の向こうに菜畑山らしい山が見えてきた。

そして最低鞍部が本坂峠だ。そこからまた100mほど登り返す。

赤鞍ヶ岳と似たような雰囲気のピークに出た。

手作り風の標識に「ブドウ岩の頭」ときざんであった。まだ真新しい。

これまで西に進んできたが、ここで南に向きを変えて菜畑山へとむかう。

小さなアップダウンのあと最後は150mほどののぼりとなった。

13時30分、菜畑山に到着した。

菜畑山は南側が大きく開けて展望がよい。あたりはススキにおおわれていた。

富士山がよくみえるのだが、午後になってかすんでしまって写真にはほとんど写らない。

少し雲もまとっているようだ。

ここで反省。富士山のながめを楽しむのなら逆に菜畑山からのぼって赤鞍ヶ岳からくだるようにすべきだった。それならご午前中でもっとくっきりと見えたはずだ。

小さな東屋とベンチがあった。

これは下る途中での写真だと思う。見下ろすと道志の村が見える。

菜畑山からの下りの道は、赤鞍ヶ岳への登りに比べればはるかに歩きやすいいい道だった。

途中にテレビの中継のための設備があって、そこまで車道がのぼっている。

しかし、その道では遠回りになるのでそのまま山道をくだる。

道志の村が見えた。風もないので景色そのものがひっそりと静まり返っているように感じられた。

ここでも鹿よけの柵にであった。なかなかしっかりとした作りだ。それだけ獣害もひどいということだろう。

写真の最後にここが写っていた。日帰り温泉紅椿の湯。温泉によったんだったっけ?

宿泊もできるようだ。でもどんな風呂だったか覚えていない。そもそも温泉に寄ったことも忘れていた(笑)

 

 

コメント
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