ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

気圧が下がっており、脳が軟化しています(20220904)

2022年09月04日 | その日暮らし

2022年9月4日(日)風雨 まだまだ台風11号の影響で、周囲はゴーゴー言っています。名護市議選の保守系候補者の選挙カーの音が聞こえている程度だから、たいした風じゃないでしょう。今日の私は頭がぼーとしている。気圧の低下のせいでしょう。沖縄に来て以来、台風接近時は、こうなる。せっかく時間があるのにね。

 私は泉健太立憲民主党代表の批判を昨日書いた。当然なことだがあちこちで批判されている。彼の記者会見を聴いたが、「国が関与する儀式はひとつひとつ重たい」「本来ならば出席するものだ」とまで言っている。まったくダメだね。「立憲主義」って何のことだかわかっていないのではないかと履歴をみたら、立命館大の法学部卒。それで、そんな対応するのかと呆れました。1974年生まれだそうだ。立命館の弁論部。よほどできが悪かったのか、要領だけで生きてきたのか? 真摯さがない。野党共闘に後ろ向きなのも学生時代が陰をさしているのかも。

 国家という王道の中で政治を云々していたから、ここまでひどいことになっていることに、気づくべきだ。誰がその道を造ってきたのかを考えれば、わかるだろう。米国政治と財界だ。その中で政治をはっていたからこそ、そこからこぼしてきた人たちや国や地域があったのではないか。

 私たちが生きていく事を基礎においたとき、真っ先に考えることは王道ではない。国家ではない。立憲主義の原則は主権在民。日本国憲法の原則は国民主権(ちと違う)。いづれにしても私たちが「主権者」だと言い切れなくてはいけない。政治家も官僚も主権者に奉仕するのが立憲主義の原則だ。

 しかし自民党政治は一貫して戦前回帰を願望してきた。天皇主権の国へ。アホかいな! このために日本人はどれだけの罪状を積み上げてきたのか。アイヌモシリや琉球王国への侵略から始まり、台湾・朝鮮・中国への侵略へ、さらに「大東亜共栄圏」などの大洞を吹きまくり、特攻隊を忘れ、自決を忘れ、沖縄戦を忘れ、原爆を忘れ、国家のために死ぬことを美化してきた。そこに還るのか。「かえろかなー」と言われても還らないことが、私たちの鉄則だろう。

 私は、私の為に生きる。そうできるための社会であり、政治を求める。岸田政権は大軍拡(攻撃は最大の防御)とばかりに、軍事大国をめざしているが、これ明らかな違憲行為。憲法違反。琉球諸島を戦場にする「島嶼防衛」だとか、原発再稼働から新たな原発をつくると言い、再び墓穴を掘るつもりらしい。そんな(安倍晋三が進めてきた)国家のための儀式など、退(しりぞ)けるしかないだろう。一部の者たちの儲けを最大化する政治家の腐りきった頭の上で、政策提案しても致し方ない。

 彼らに難しいことを言ってもわからぬだろう。現場に来て学ぶべきだろう。政治家の頭を捨てて、考え直してもらいたい。

 人間が住めるまっとうな政治をつり出す道は茨の道だが、私はそこに寄り添いつつ記録していきたい。沖縄が背負わされている重さを思い知って、少しでも軽くしていきたい。変えることはできるのだ。



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