ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

「『起立!礼!』はイヤダ!」は私の原点だ(191026)

2019年10月26日 | その日暮らし
 人生をぼーっと生きてきたら、何もこだわらず、何も考えずにきてしまうのだろう。否、ただ欲深になるだけか。大人になる前の私の一番最初のこだわりの原点はこれだと思う。「起立!礼!休め!」こうした号令を受けていた小学校時代。私は全くなじめなかったものだ。
 川崎市の小学校で1年生の担任が、この「起立!礼!」を上手く言えなかったと叱責し、全員を1時間立たせておいた事が報じられている。これは体罰でもあろうが、1年生が意味不明なまま立たされたら、先生発のイジメだと、直感する子がいるはずだ。
先生は猛省すべきだ! 自分が子どもたちに何をしたのかを考えるべし。
 私の記憶は鮮明だ。なんでこうして同じ姿勢をとらされるのか、納得できなかった。この形式は戦前の教育のままだったのだ。理屈なんて関係ない、上からの命令を体で覚えさせる。これが民主教育だとすれば、呆れかえる。
 川崎市の例も戦前回帰の流れの中にあるのだろう。体で順応させられる結果が今の安倍政権を安泰にしているのだろう。順応させられては、個性もヘチマもない。自主的に考える経路が塞がれてしまう。
 冗談じゃない! 今の沖縄ではどうなのだろうか? ぼーっと生きているんじゃないよ。


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2 コメント

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『起立!礼はいやだ」 (ヤマヒデ)
2019-10-27 23:09:08
「日の丸」も「君が代」も変わらなかった日本。校歌もか。これは「若かった」ですませてはならないことだ。
こうした結果が今という時代を築いてしまったのだ。
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校歌不起立 (宮坂亨)
2019-10-27 20:58:57
僕の卒業した高校の校歌は日露戦争の頃に作られたもので、第2校歌6番に「天皇に尽くそう」とといった歌詞がある。卒業の時、1987年3月。まだ日の丸はなかった。僕は校歌斉唱の時に不起立で挑んだ。若かったね。
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