ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

【拡散願います】再び池間島へ(伊良部沖墜落事故⑳)(20230422)

2023年05月12日 | 宮古群島

2023年4月22日(土)曇

今回の最終日。宮古島から池間島に向かう。何かヒントはないものか。

20日と同様、バスを漁協前(終点)で降りた。8:56 前里へ。

釣りをしている人の奥に掃海艇がポツンと見える。今日は波穏やか。9:20

9:23 ダイビングの船か。

9:23 掃海艇。西側。

左(南西)側、伊良部島。佐良浜周辺。ここから約10km先。9:23

掃海艇。MSC603「たかしま」です。第2掃海隊(佐世保)からおでましだ。9:25

ということは、自衛艦隊直轄部隊であり、掃海隊群第2掃海隊所属。掃海隊群と言えば、輸送艦3隻(「おおすみ」以下)を有する部隊であり、揚陸艦隊だ。

因みに掃海隊群といえば、防衛的に聞こえるが、出張った先で上陸するためには、敵が仕掛けた機雷等を爆破除去しなければ不可能なのだ。だから「掃海艇群」となる。「揚陸艦隊」と言ってしまえば、「専守防衛」を逸脱しそうだから、ごまかしている。

9:45 今日も南西海運の「よね丸」が平良港から通過。石垣島に向かうのだろう。

9:57 南側。伊良部大橋(一部)を見る。

今日は、ここに長居せず、池間島を1周する。4km余り。

正面にいたのは、3分の1トントラック。「12普2」とある。第12普通科(歩兵部隊)連隊第2中隊だ。10:15

第12普通科連隊は、第8師団傘下の鹿児島県霧島市にある部隊。

前里から1km余り北西へ。さきほどのMSC603「たかしま」だ。手前の波はリーフによる波。リーフは「イラ・ビジ」10:23

10:25 やや右側。右の黒と黄のポールは、座礁に要注意のマーク。

 

10:32 この海域は波の変化が激しいらしい。

砂浜。下で家族連れが遊んでいるようだ。お邪魔しないように通過。10:33

自衛隊のトラックだが、どこだ? 「西方シ通群ー本」とある。西部方面隊システム通信群本部中隊。10:37

西部方面隊(熊本県熊本市健軍に司令部があり、九州・琉球諸島を管轄とする。第4師団(司令部:福岡)、第8師団(司令部:北熊本)、第15旅団(司令部:那覇)等で構成している部隊。

10:37 彼らだよ。システム通信群本部中隊。黒の腕章(「映電」とあった)をつけていた。「映像写真小隊」か。通信群と言えば、無線・有線だと思うが、映像を送る部隊だ。それは今時当然だろう。

誰もカメラを持っていない。ロケハンかな。聞いてみれば良かった。「捜索救難にかく当たれり」か。

道ばたにテッポウユリが咲いている。10:46

今、この花のシーズンだが、どうも葬式を思い出して。野生だから伸びやかだけど。

池間島灯台。10:47

車道からやや入ったところ。4月6日15時50分過ぎ、UH-60JAはこれを左に見ながらここいらで左旋回したはずだ。

大きな目印となる。この灯台にビデオカメラは付いていないのか。

東に進む。

崖下の砂浜にロープで下りられるが、やめた。10:59

コーナーを回ると大神島が見えた。11:03

6kmほど先だ。

右へ回り込み振り返ると、池間島灯台。11:06

進行方向右に、ユニムイ(池間湿原)。11:13

今日は観察日和でないと、私は主観でパス。

アマサギが20羽ほどいた。11:17

私はこれも殆どパス。

11:27 今来た方を振り返る。

左側がぱっと明るくなった。11:37

11:39 シロノセンダングサの蜜を吸うシロオビアゲハ。赤紋型。

あと少しで池間大橋に出る。

あるお店の2階から。池間大橋と大神島。12:00

あのとき、UH-60JAはこの池間大橋も大神島も眼下に見て飛んでいたはずだ。奥の宮古島沖沿いから。

美ら海です。12:01

右側。大神島。私はまだ行ったことがないので、あらためて行ってみたい。12:07

のんびり歩いた。

早めに着いた。学校裏のバス停。12:52

あのとき、この学校のビデオカメラに写っていたらしい。1000mから1500m先だろう。

来た!12:53 宮古島に戻ります。

 

 

 



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