山多クラフト James ブログ

JAMESの・・海と空と仲間達

※山多クラフトは趣味の倶楽部みたいなものです^^実在する会社ではありません。

簡易ホロ貼の検証結果

2022-09-15 | 簡易ホログラム熱転写

昨日鋳造したメタルジグにダイソー商品を使ってホロが貼れるかの検証の結果です。

最初に結果から言ってしまうと・・

なんとか貼れたのは先日の青いシリコンのコロコロのみでした。

110円のスパチュラ(シリコンヘラ)やゴムヘラでは上手く貼れませんでした、惨敗です。

もう一つの強化版シリコンローラーもローラー部分の硬さで上手く貼れませんでした!

 

では順を追って検証画像をUPしておきますね。

途中から手貼をやめて機械で貼っています。

 

検証は夜になってから行いました・・

 

 

 

昨日プライマーは終わらせておいたので、2液のウレタンでホロの下地を作っていきます。

 

 

 

38Rは結構鉛のス(巣?鬆?)が入っていた。

 

 

 

ウレタン完了、30分乾燥させてからホロ貼を開始

検証用は表面が綺麗そうなジグ10本の予定でしたが5本で結果が出てしまいました。

 

 

 

強化版コロコロシリコンローラーから検証です

ホロは長めの短冊状にカット

 

 

沸騰したお湯を保温出来る容器に注ぎます。

 

 

 

熱湯を入れた直後でももう温度が下がって行くので時間を決めてお湯を交換します。

 

 

 

お湯から出したシリコンを湯切した状態で計測した表面温度

 

 

 

長めに切った短冊状のホロ箔は指で固定するためでした。

今回もプライヤーでアイの部分を挟んでいます。

 

 

ホロを掴んでいたことで逆に箔の自由が阻害されてシワにまりました。

 

 

 

何回かコロコロしましたがシワは消えず・・失敗。

 

 

 

シリコンのヘラ(スパチュラで)での検証・・

 

 

 

柔らかい為かこんな感じに・・

 

 

 

サイドの硬い部分では曲面に対応出来ず・・

 

 

 

お湯が冷めたのでゴムヘラの検証前に交換。

 

 

 

こちらもゴムヘラを強く押し当てながらスライドさせましたが上手く貼れず・・

 

 

 

反対側も同様でした。

 

 

 

前回、上手くいった青いシリコンローラーの前にお湯を交換

 

 

 

鍋敷き+ツルツルのシール台紙の上に直置きです

ホロ箔も固定せずローラーをなるべく強めで移動させました・・

 

 

前回もコロコロは最初からいい感じに貼れていたので

今回も成功するかなと期待していました。

 

 

全面に貼れているのですが、一定のスピードで移動できなかったためか?

細かなシワが入っています。(J的には気にならない程度のシワです)

 

 

反対側も全面に貼れて入ますが細かなシワというかクラックが入っています。

ガタガタのコロコロでは一応、貼れることが検証されました。

 

 

コロコロのこの遊び(ガタツキ)は必要だったみたいです。

まだダイソーにこのコロコロの柄の部分ありました。

シリコンの電池スペサーもダイソーで以前購入した物ですが、今はあるのかな?

シャフトの金属の筒とメッシュのホースはホームセンターで買ったもの

一応、メインのパーツはダイソー商品です。

 

茶色いスパチュラと同じぐらいの硬さの黒いスパチュラは検証をやめて

強化版コロコロローラーの検証を

 

 

押さえる力を強めにして転がしたのですがフィルムにシワガ入りました。

 

 

 

結果はこんな感じです・・

ローラーの硬さというかシリコンは柔らかさがあった方が良いみたいですね。

食品用シリコンローラーなら行けそうだけど、シリコンが硬化するまで時間がかかる

食品シリコンはペタッとしているからローラーにホロ箔が巻き付いて来そう。

 

そのまま青ローラーで38Rも貼ろうしたら・・ちょこっと転写されただけ??

 

 

 

温度が足りないのと38Rの曲面には、このシリコンローラーは硬すぎたようです。

 

 

 

もう検証も面倒になり確実に貼れる方法へ移行

初号機をだすので温度が上がるまで40分ほど

コーヒー淹れても時間が余る・・

 

秋の夜長に趣味のジグ作り・・なんてことは言わないけどね

 

 

 

曲面部分を、ある程度カバーしたくて柔らかいシリコンで厚めにシリコンパッドを作ったから。

シリコンまで熱が伝わるのに時間がかかるんだよね・・

 

 

シリコン部分がこのくらいだと本体のプレートは100~110℃

 

 

 

やはり機械はある程度は均一に貼れるからいいよね。

温度の上昇が早いアイロン改は一定に貼れないこともあるので(自分の技術が未熟)

失敗したくない場合は初号機を頼ってしまう。

 

安定の初号機(箔押し機)

ルアー用で買ったホロ(中華のショッピングサイト)だけど、熱を長くかけても大丈夫ですね。

前に紙用のホログラム箔はこの機械でもホロが曇ってダメでした。

 

前回、コロコロで上手く貼れなかったジグミノー

 

 

 

小さなサイズなら箔押し機でもここまで貼れます。

メタルジグより熱の伝わりが早いので押さえの時間は短く調整。

曲面はシリコンパッドの柔らかさが肝ですね。

 

最後に機械はそのままの温度でレンズを試しましたが貼れなかった・・

検証している時間内に下地コートが乾きすぎたようです。

このレンズも紙用のホロ箔だそうで糊の種類が違うと聞きました。

 

 

検証の結果は、コロコロで貼れないことも無いけど

他に貼る手段があれば実績のある方がいいと思う

下地をちゃんと作っての話なので、それが無いと上手くいかない・・

ブランクの固定冶具があった方がいい。

更にはホロ箔の固定?が上手く出来ればいいかな

(機械だと巻き取り機があるので張られた状態が保たれている)

数を貼るのには向いていない(お湯の温度が下がるので交換が必要)

といった感じです。

 

ローラータイプの機械も色々あるので動画サイトで捜してみるのも参考になると思う。

ローラーが固定で台が動くタイプの機械の動画

小さなルアーの場合のローラー機の貼り方

これの簡易版(手動)だと思ってもらえれば・・

 

 

※追記・・重さとジグの名称の訂正

 

メタルジグの名称が50Rと書いていましたが40Rでした。

重さを量ったら40gを少し切る重さでした。

38Rも活字合金を使うようになってからは2g程軽くなっています。

 

 

長さは違えど2本のジグの重さの差も2g程・・でした。

 

 

 

 

コロコロシリコンローラーの手貼り、細かく縦に割れたような傷が入りました。

Jは気にしない程度の傷だと感じますが・・人によってはダメな方もいるかも。

まだ数多く貼ったわけではないので慣れれば上手く貼れるのかもしれませんし

貼れないかもしれません、今は何ともいえないです。

機械のように一定の速度や圧力では貼れないので仕方がない事なのかもしれません。

 

 

40Rの反対側は綺麗に貼れたのではないかと思います。

 

 

 

箔押し機で貼った38R

 

 

 

機械は安定した貼り具合かと。

 

 

 

ジグを動かないようにする冶具を用意して

ホログラムをある程度は押さえておくことでもう少しは綺麗に貼れるかなと思います。

終わってからローラーをジグの中央から前後に動かす方法を試していないことに気が付きました。

単純に一度の動作で綺麗に貼れないと自分の中では失敗と考えていたので

動かし方や道具の調整でまだまだ突き詰めることが出来る事と思います。

簡単で安価な道具を使って貼れるかの検証の結果としては

一応はホロが貼れましたし道具自体も安く出来きたと思うので成功かな。

但し安定して貼れるのかと言われれば、貼れないと思います。

この貼り方を、お勧めすることもしません。

ローラー部分のシリコンの改良もまだまだ必要ですし

今回の検証と同じようなウレタン下地作りが可能であればの話になりますから。

安定して綺麗に貼る方法はネットで調べれば色々と出て来るかと思います。

あえて貼れるか貼れないかのリスクのある貼り方を選ぶことはないとJは思います。

 

 

 

 

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