今朝も、やっぱり寒いですね。
皆さま、お風邪などひきませんよう。
タイトルの通り、今日は、母のことを書こうと思います。
ほぼ「老化」と「認知症」のことばかりなので、
ご興味のない方は、スルーしてくださいね。
私の覚書を込めて、だらだらと書き連ねると思います。
どうぞ、適当に流し読みください。
万が一、ご自身のこと、ご家族のこと、何か参考になれば幸いと思い、書こうと思います。
(すごく長いです。疲れると思います。ごめんなさい)
認知症のこと。
私も、詳しいとは言えませんが、概略を書いてみますね。
認知症というと、アルツハイマーが有名ですが、
他にも、レビー小体型認知症や、脳血管性認知症などがあります。
アルツハイマーは、記憶障害などの認知機能の低下、見当識障害、判断力の低下などがみられます。
全体の6割くらいがアルツハイマー型だそうです。
うちの母が診断されたのは、「レビー小体型認知症」というもの。
認知症全体の2割程度がレビーだそうです。
実は、私は病院に行く前から、母が「レビーではないか」と疑っていました。
母の症状がレビーにそっくりだったから。
まず、レビー小体型認知症の特徴を説明します。
①認知機能の低下
②歩行障害
③幻視
などが見られます。
①認知機能の低下は、アルツハイマーと同じく、物忘れや記憶力の低下、見当識障害、判断力の低下などがあります。母の場合、物忘れが目立ちました。よく通帳や印鑑、保険証、現金をなくすことがありました。つい先日も、「去年の暮れから通帳がない」と言っていました。(笑)
②歩行障害というのは、レビー小体型認知症では、パーキンソン病のような症状が出ます。
手が震える。動作が遅くなる。筋肉がこわばる。身体のバランスをとるのが難しくなる。小股でチョコチョコ歩く。前かがみで前進して止まれなくなる。転びやすい。
母の場合、手足が震え、転びやすく、前かがみで前進して止まれなくなる。身体のバランスがとりにくい、などが顕著です。
③幻視。これは、そこにいないものや人が見えること。幻聴もあります。
母は、その両方があるようです。以前から、「〇〇が来ていたけど、すぐいなくなった。家中探すけどいなかった」などと言っていました。その時は、「寝ぼけたんじゃないの?」と返していました。何しろ、始終、うたた寝をしているので、夢を見たのだろうと思っていました。
思えば、数年前(3〜4年前)から、そんな症状が見えていた気がします。
ただ、年齢を考えると、物忘れも当たり前のことだし、身体の動きが悪いのも、寝ぼけるのも、老化の一部だと思っていました。
「あらっ、これは何かおかしい」と感じたのは、
うちに泊まったある日のこと。
若い時から寝言の激しい母でしたが、その日は、寝ぼけたまま、けんか腰の暴言と暴力(手を振り回し布団を叩き続けた)があり、
その翌日も、まったく同じように、暴言と暴力を繰り返したのです。
しばらく前から、手足が震えると言っていたことと合わせると、
私の頭に「レビー小体型認知症」という言葉が浮かんだのです。
さしたる知識もなかったのですが、とにかくこれは只事ではないと焦りました。
すぐに、インターネットでレビー小体型認知症を検索し、調べると、
ますます、日頃の母の言動と合致することばかり。
「あー、どうしよう?」と、途方にくれていた時、(仕事中でした)
長いお付き合いのお客さまが来ました。
その方とは、お母さまの代からのお客さまで、親しくさせていただいているので、
「お母さま、お元気ですか?」などの会話から、
私の母の、今まさに悩みに悩んでいることをポロリと話したところ、(その方はお医者さまです)
「・・・それは、レビーだと思いますよ」と、言われました。
「どうしましょう!!」と、焦る私に、その方は言ったのです。
「もし、たとえ、レビーだったとしても、何も悩むことはないですよ。ただ、お母さまが幸せになることだけしてあげたらいいんですから」と、言われました。
その一言で、どれだけ救わたか。
その後も、まるで神様の計らいかのように、
親しい友達(老人介護の看護師さん)、レビー小体型認知症のご両親を介護されている親しいお客さまなどが
次々、来てくださって、私を励ましてくれました。
神様の計らい以外考えられない出来事でした。
それからは、皆さまもご存知の通り。
病院に行き(行きつけの病院)と、紹介された病院(これも、偶然にも同じ病院をお客さまから紹介されました)に行き、先日(9日)診断を受けた次第です。
お薬は、アリセプト。
これは、アルツハイマーのお薬として有名ですが、近年、レビーにも有効とされ始めました。
ただ、レビーの特徴として、薬物過敏症であることが多いので、要注意です。
それと、薬には必ず、副作用があって、
例えば、認知機能を治療するため、アリセプトを使うと、歩行を悪化させたり、陽性症状を悪化させたりします。
また、歩行障害のため、パーキンソン病の薬を使うと、幻視を悪化させるという副作用が出たりします。
今のところ、処方はアリセプトしか出ていないのですが、私は母の身体の衰えがとても気になって、
先生に相談したのですが、それに対しては、デイサービスなどで身体のリハビリをするのが最善と言われました。
そのことを母に言ったのですが、「デイサービスなんて絶対行かん!!」と、激怒。
先生曰く、「プライドがありますから、イヤなんでしょう」とのこと。
でも、次回までに、デイサービスに行くよう心を決めましょうねと先生に言われ、
なんとか納得してくれたようです。(笑)どうかな?
それから、レビーの特徴として、頭がはっきりしている時と、そうでない時があり、それを繰り返しながら進行していくそうです。
アルツハイマー型認知症は、徐々に症状が進行するそうですが、レビー小体型の場合は、頭がはっきりした調子の良い時と、ぼぅーっとしている時を繰り返しながら進行していくとか。
それと、うつ症状が出たり、なんとなく元気がない、食欲がないということもあるらしい。
眠れないなどの訴えもあり、寝ている時に暴れたり、大声を出したりする、(母はコレ)
レム睡眠行動障害と呼ばれる症状が出るのが、特徴のようです。
長々と書きましたけど、まだまだ勉強不足の感あり。
今は、薬の名前や作用、副作用を勉強中。
お医者さまに丸投げではなく、私がしっかり学んで、きっちり理解し、質問なども的確にできるようにと、
考えています。
自分の身を(母の身を)守るのは、自分ですから。
その上で、プロであるお医者さまを信頼し、やっていこうと思っています。
これからも、こんな内容のことを書くかもしれませんが、
良かったらお付き合いください^ ^
最後に、日向で昼寝するふたり。
平和だなぁ〜(笑)
皆さま、お風邪などひきませんよう。
タイトルの通り、今日は、母のことを書こうと思います。
ほぼ「老化」と「認知症」のことばかりなので、
ご興味のない方は、スルーしてくださいね。
私の覚書を込めて、だらだらと書き連ねると思います。
どうぞ、適当に流し読みください。
万が一、ご自身のこと、ご家族のこと、何か参考になれば幸いと思い、書こうと思います。
(すごく長いです。疲れると思います。ごめんなさい)
認知症のこと。
私も、詳しいとは言えませんが、概略を書いてみますね。
認知症というと、アルツハイマーが有名ですが、
他にも、レビー小体型認知症や、脳血管性認知症などがあります。
アルツハイマーは、記憶障害などの認知機能の低下、見当識障害、判断力の低下などがみられます。
全体の6割くらいがアルツハイマー型だそうです。
うちの母が診断されたのは、「レビー小体型認知症」というもの。
認知症全体の2割程度がレビーだそうです。
実は、私は病院に行く前から、母が「レビーではないか」と疑っていました。
母の症状がレビーにそっくりだったから。
まず、レビー小体型認知症の特徴を説明します。
①認知機能の低下
②歩行障害
③幻視
などが見られます。
①認知機能の低下は、アルツハイマーと同じく、物忘れや記憶力の低下、見当識障害、判断力の低下などがあります。母の場合、物忘れが目立ちました。よく通帳や印鑑、保険証、現金をなくすことがありました。つい先日も、「去年の暮れから通帳がない」と言っていました。(笑)
②歩行障害というのは、レビー小体型認知症では、パーキンソン病のような症状が出ます。
手が震える。動作が遅くなる。筋肉がこわばる。身体のバランスをとるのが難しくなる。小股でチョコチョコ歩く。前かがみで前進して止まれなくなる。転びやすい。
母の場合、手足が震え、転びやすく、前かがみで前進して止まれなくなる。身体のバランスがとりにくい、などが顕著です。
③幻視。これは、そこにいないものや人が見えること。幻聴もあります。
母は、その両方があるようです。以前から、「〇〇が来ていたけど、すぐいなくなった。家中探すけどいなかった」などと言っていました。その時は、「寝ぼけたんじゃないの?」と返していました。何しろ、始終、うたた寝をしているので、夢を見たのだろうと思っていました。
思えば、数年前(3〜4年前)から、そんな症状が見えていた気がします。
ただ、年齢を考えると、物忘れも当たり前のことだし、身体の動きが悪いのも、寝ぼけるのも、老化の一部だと思っていました。
「あらっ、これは何かおかしい」と感じたのは、
うちに泊まったある日のこと。
若い時から寝言の激しい母でしたが、その日は、寝ぼけたまま、けんか腰の暴言と暴力(手を振り回し布団を叩き続けた)があり、
その翌日も、まったく同じように、暴言と暴力を繰り返したのです。
しばらく前から、手足が震えると言っていたことと合わせると、
私の頭に「レビー小体型認知症」という言葉が浮かんだのです。
さしたる知識もなかったのですが、とにかくこれは只事ではないと焦りました。
すぐに、インターネットでレビー小体型認知症を検索し、調べると、
ますます、日頃の母の言動と合致することばかり。
「あー、どうしよう?」と、途方にくれていた時、(仕事中でした)
長いお付き合いのお客さまが来ました。
その方とは、お母さまの代からのお客さまで、親しくさせていただいているので、
「お母さま、お元気ですか?」などの会話から、
私の母の、今まさに悩みに悩んでいることをポロリと話したところ、(その方はお医者さまです)
「・・・それは、レビーだと思いますよ」と、言われました。
「どうしましょう!!」と、焦る私に、その方は言ったのです。
「もし、たとえ、レビーだったとしても、何も悩むことはないですよ。ただ、お母さまが幸せになることだけしてあげたらいいんですから」と、言われました。
その一言で、どれだけ救わたか。
その後も、まるで神様の計らいかのように、
親しい友達(老人介護の看護師さん)、レビー小体型認知症のご両親を介護されている親しいお客さまなどが
次々、来てくださって、私を励ましてくれました。
神様の計らい以外考えられない出来事でした。
それからは、皆さまもご存知の通り。
病院に行き(行きつけの病院)と、紹介された病院(これも、偶然にも同じ病院をお客さまから紹介されました)に行き、先日(9日)診断を受けた次第です。
お薬は、アリセプト。
これは、アルツハイマーのお薬として有名ですが、近年、レビーにも有効とされ始めました。
ただ、レビーの特徴として、薬物過敏症であることが多いので、要注意です。
それと、薬には必ず、副作用があって、
例えば、認知機能を治療するため、アリセプトを使うと、歩行を悪化させたり、陽性症状を悪化させたりします。
また、歩行障害のため、パーキンソン病の薬を使うと、幻視を悪化させるという副作用が出たりします。
今のところ、処方はアリセプトしか出ていないのですが、私は母の身体の衰えがとても気になって、
先生に相談したのですが、それに対しては、デイサービスなどで身体のリハビリをするのが最善と言われました。
そのことを母に言ったのですが、「デイサービスなんて絶対行かん!!」と、激怒。
先生曰く、「プライドがありますから、イヤなんでしょう」とのこと。
でも、次回までに、デイサービスに行くよう心を決めましょうねと先生に言われ、
なんとか納得してくれたようです。(笑)どうかな?
それから、レビーの特徴として、頭がはっきりしている時と、そうでない時があり、それを繰り返しながら進行していくそうです。
アルツハイマー型認知症は、徐々に症状が進行するそうですが、レビー小体型の場合は、頭がはっきりした調子の良い時と、ぼぅーっとしている時を繰り返しながら進行していくとか。
それと、うつ症状が出たり、なんとなく元気がない、食欲がないということもあるらしい。
眠れないなどの訴えもあり、寝ている時に暴れたり、大声を出したりする、(母はコレ)
レム睡眠行動障害と呼ばれる症状が出るのが、特徴のようです。
長々と書きましたけど、まだまだ勉強不足の感あり。
今は、薬の名前や作用、副作用を勉強中。
お医者さまに丸投げではなく、私がしっかり学んで、きっちり理解し、質問なども的確にできるようにと、
考えています。
自分の身を(母の身を)守るのは、自分ですから。
その上で、プロであるお医者さまを信頼し、やっていこうと思っています。
これからも、こんな内容のことを書くかもしれませんが、
良かったらお付き合いください^ ^
最後に、日向で昼寝するふたり。
平和だなぁ〜(笑)