「老いの作法」

「きくち体操」という体操をご存知ですか？

私は、だいぶ前から、興味津々で、何冊も本を買いました。

高知でレッスンがあれば行きたいところなのですが、

残念ながら、高知では、その噂すら聞きません。




その創始者である菊池和子さんの本を買いました。



今まで買っていた本は、体操のハウツー本ばかりで、

今回は、エッセイのような内容になっています。


１９３４年生まれの菊池先生。

どう見ても、７０歳くらいにしか見えないのだけど、

もう、８３歳になられるのですね。

ご自身の経験談や、若い人に向けた指南本のような内容なのですが、

私は、こういった本が大好き。



最近では、佐藤愛子さんや、瀬戸内寂聴さん、五木寛之さん、日野原先生、など、

人生の先輩の本を読むことが多いです。

何故なら、私が、まだ経験していない年齢のお話が聞けるなんて、

まるで、未来人から、私の将来を教えてもらえるようなものだから。

７０代になったら、こうなりますよ。

８０代になったら、こうなりますよ。

ホント、まるで、未来人からの助言です。


遺言状の話、老人ホーム(介護付きのシニアマンション)に入られた話、

コロッと死ぬ方法(笑)、誰にも迷惑をかけずに死にたいというお話などなど。

６０歳というのは、節目のようですよ。

遺言状を書いておいた方がいいみたい。

死ぬ準備をした方がいい年齢のようです。(私は、６０歳を超えてるー)笑

それと、８０代になったら、ガクッと身体に変化が現れるそうです。

母も、同じことを言っていました。

８０になったら、急に、自由が効かなくなったって。

そうなんだー！と思いながら、読みました。

文字も大きくて、読みやすく、一気に読んでしまいました。

あまりに一気に読みすぎたので、また、初めから読み直そうと思っています。

今度は、のんびりと。







さて、明日は、お菓子教室の日です。

生徒の皆さまに感謝しつつ、明日も、楽しくレッスンしたいと思っています。

拙い先生で、申し訳なく思うことが多いのだけど、

少しでも、楽しい時間をご一緒できたら、私も幸せです。

よろしくお願いします♪