「出来るぞ!」藍胡子は言った。
彼は微笑みながら再び「友人は手足の如く、妻は服の如く、服はいつでも全て交換することが出来るではないか」と言った。
陸小鳳は「お主は何度交換したことが有るんだ?」
「ただ一度だけさ、一回で四つ換えたんだ!」と藍胡子は言った。
陸小鳳は大笑いをして「お主が驚いた事にこの種の赤字の出る商売をなんて思いもよらなかったぜ!」
後ろの壁の棚に並べられている数巻の絵の中から、藍胡子は一巻を取り出して、陸小鳳に渡してよこした。
「是は誰の絵なんだ?」
「李神童!」藍胡子は答えた。
陸小鳳は「李神童とはどんな人間なんだ?」
「そいつは以前、私の義理の弟だった」藍胡子は答えた。
陸小鳳はこの絵を受け取りはしたけれど、直ぐにまたさし出して「ほかの人間が描いた絵は、どれも面白みが有るが、俺はこの友人の絵はどちらかと言うとまったく関心が無い」
藍胡子は笑って言った「しかしお主なら開いて見ても差し支え無いさ、どんなに恐ろしい絵であっても、お主のその二つの目で見たとしてもひどく驚くことは無いだろう!」
陸小鳳は笑いながら「俺は驚かされることは怖くなんか無いさ、ただおそらくひどく腹を立てるだろう!」
結局、彼は巻かれた絵を開いて広げた、絵には意外にも四人の女が・・・・・・
☆☆☆☆☆ 待?
陸:頑張ってるじゃねえ~
mi:そうですよ、今までお待たせしちゃいましたからね。
陸:ふ~む、妄想訳がはかどってると言うことは、映像はお休みだな
mi:実は、とっても重たくて難しい映画を見ちゃったんです。なんとなく顔を背けてしまうので、話の内容を理解できないんだ。
陸:そうか、出ている俳優目当てでも、話の内容についていけないんだな、それで俺様に戻ってきたと言う訳か
mi:まっそういう事です。 さて、今年も残り少なくなってきました。嫌な風邪も流行っていますが、どうぞお体に気をつけてよいお年をお迎えください。
陸:また来年会おうぜ!miがしっかり俺様を表に出してくれたらの話だけどね。
mi:頑張ります。
陸の旦那はすねながらも喜んでいるように見うけます(^。^)。
服を何度も交換したのは、たしか古龍では…、それも4着。言い訳を書いているのかな(爆)。
やっと、陸の旦那を引き出しから引っ張り出しました。妄想訳が少し貯まりましたので、出し始めました。何とか頑張ってこの第二章を読み終えたいと思います。
古龍の表現、独特のジョークが有るような気がします。そして難しいです。