工房アパート時々倉庫

仕事半分、趣味半分。

粗製濫造・その後

2012年06月25日 | 作品作り

実は、油絵を粗製濫造するには訳が・・・。

Dsc07871

今回の個展は『陶額・紙額・コンクリ額』なのに

「紙」の割合が極端に少ないのであります。

あまりにも少ないとバランスが悪いので

急遽、紙の額用に大量生産したのです。

そして大量生産ラインに乗って次々に

写真のように「絵に額が」ボンドで

貼り付けられていくのでありました。

Dsc07873

こんな感じでイッキに8枚の油絵+紙額が完成。

それぞれの花の絵に合わせて和紙を選ぶのが

なかなか大変ながら楽しい作業でした。

Dsc07872

例えば、ヒマワリの絵には浅葱色系統の和紙とか・・・。

こんな時に役立つのがこれらの本です。

Dsc07880

特にいちばん右に見える文庫本サイズの「配色事典」。

この本は最後の方のページが切り取って使えるので

実際に作品の上に置いて対比が出来るので便利です。

この本のとおりに色を選ぶと絵と額のバランスが

本当に素晴らしくなるのでビックリです。

絵に関しては知識も技術もないので

これらの本はとても参考になりました。


粗製濫造

2012年06月24日 | 作品作り

Dsc07813

花の油絵をイッキに8枚描きました。

いつものとおりベニヤ板にジェッソを塗ったカンバスです。

チョーナンが高校時代に授業で使っていた油絵具の

余りを今回全部使い切ってしまったかったので

バックの色はチューブに残っていたのを

そのまま塗ってしまいました。

Dsc07815

黄色の絵具もほとんどそのまま残っていたのですが

これだけ絵具の乾くのが特別遅いので別扱いです。

アクリル絵具ならばすぐに乾くのですが

ベニヤ板カンバスとは相性が悪いのです。

しかし、何でいったい8枚もいっぺんに絵を描くのか・・・。

まさに粗製濫造の極み!

お~っと、NHKの「日曜美術館」の始まる時間だ。

途中で失礼します・・・。


続々・天井も額になる

2012年06月23日 | 作品作り

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結局ポードを補強するために白いペンキを

厚めに塗っておしまい。それでもボロボロ崩れます。

Dsc07860

どうせ額だから絵を裏からはめ込んだら

後はそ~っと壁にでも掛けておけば・・・。

因みに、この額用に描いたユリの絵も

いつものKさんから貰った壁材見本に

油絵具で薄く描いた手抜き作品。

従って材料費はいつもながらタダ。

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こちら同じ天井材でも「タイガーボード」という名の

別バージョン。白くて同じ額縁のように見えますが

若干穴というか隙間の空き方が違います。

中の油絵もチューブからそのまま塗った厚塗りの

架空イメージの花の絵を描いてみました。

Dsc07877

この絵と額を裏返してみるとこんな感じになっています。

こちらもカンバスなどでなく「大井牛肉」????

たぶん牛肉の佃煮が入っていた木箱の蓋でしょうか。

しかし、牛肉の佃煮なんて生まれてこの方貰ったことも

食べたこともないのに・・・。

たぶん陶芸を習いに来ているTさんかSさんあたりが

以前に箱だけ持ってきてくれたものでしょう。

そういえば、Sさんは昔なつかしい大きなリンゴの木箱を

持って来てくれたこともありました。

PS-ワタシは木箱が大好きですが、中味が入っている

   木箱はもっと大好きです。 


続・天井も額になる?

2012年06月22日 | 作品作り

Dsc07861

昨日と写真の順番が逆になってしまいましたが

こんなふうに簡単にカッターナイフで天井板(?)は

切れてしまいます。

Dsc07856

しかし、簡単に加工出来るということはすぐに壊れます。

もちは餅屋、天井材は天井に・・・。

やはり額を作るためにこの世に生まれてきた訳ではない。

ゴモットモ!

しか~し、せっかくここまで作ったのだからなんとかしたい。

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そこで試行錯誤した結果は・・・

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ここでCM入ります。続きはまたアシタ。

     「陶額・紙額・コンクリ額」

  高崎シティギャラリー2階 第5展示室

  6月28日(木) ~ 7月4日(水)

  AM 10:00 ~ 17:00

  注 : 天井額も見られます


天井も額になる?

2012年06月21日 | 作品作り

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正確にはこのボードは何という名前なんでしょうか。

要するに学校や会社で見かける「天井材」です。

石膏ボードとかナントカボード・・・みたいなヤツです。

なんでこんなものが屋根裏に何枚もあるのか

今となっては思い出せませんが買った覚えも

当然のことながらありません。

とにかく、これでも額縁が作れないかと思い立ち

やってみたところ・・・・。

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な・な・なんと・・・カッターナイフで簡単に切れてしまう。

もともと天井に使うものだから軽くなくてはいけないものとは

思っていましたが、こんなに加工しやすいとは知りませんでした。

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調子に乗って四枚ほどまとめて作ってしまいした。

しかし、加工しやすいというメリットには

思わぬ落とし穴が待っていたのであります。

さて、その落とし穴とは・・・。

それはまたアシタのココロだ~。