実は、油絵を粗製濫造するには訳が・・・。
今回の個展は『陶額・紙額・コンクリ額』なのに
「紙」の割合が極端に少ないのであります。
あまりにも少ないとバランスが悪いので
急遽、紙の額用に大量生産したのです。
そして大量生産ラインに乗って次々に
写真のように「絵に額が」ボンドで
貼り付けられていくのでありました。
こんな感じでイッキに8枚の油絵+紙額が完成。
それぞれの花の絵に合わせて和紙を選ぶのが
なかなか大変ながら楽しい作業でした。
例えば、ヒマワリの絵には浅葱色系統の和紙とか・・・。
こんな時に役立つのがこれらの本です。
特にいちばん右に見える文庫本サイズの「配色事典」。
この本は最後の方のページが切り取って使えるので
実際に作品の上に置いて対比が出来るので便利です。
この本のとおりに色を選ぶと絵と額のバランスが
本当に素晴らしくなるのでビックリです。
絵に関しては知識も技術もないので
これらの本はとても参考になりました。