その後ガーゼ・カンバスとベニヤ・カンバスに描いた絵は
額に入れなければならないのですが・・・。
その前に、この2枚の絵はなんだかおかしいと思いませんか?
そうなんですよ。絵のまわりが「地肌」のままなんですよ。
その訳は・・・。
実は、これが額なんです。
絵のまわりにこの古板を直接貼り付けてしまうのです。
絵のまわりの「地肌」部分は「のりしろ」にあたるのです。
写真が前後しますが、このように最初に額用の古板の
額として使える部分を計算しておいてから
カンバスの大きさを決めます。
従って
1.使えそうな古板をみつけて切り出す。
2.古板に合わせてベニヤ板を切る。
3.切ったベニヤ板に合わせて絵を描く。
という風に絵を描くのが一番最後になります。
だから描きたいモチーフがありモチベーションがあり
というノーマルな考えがないのです。
額にあわせてなんか絵を描かなければという感じ。
そのあたりのアブノーマル感もたっぷりな個展。
いよいよ明日から開幕!
高崎シティギャラリーでお待ちしています。
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PS-ガーゼカンバスの写真が見つかりました。
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