工房アパート時々倉庫

仕事半分、趣味半分。

「時そば」の時代

2017年06月06日 | 本と雑誌
最近読んだ本です。



この本の中に江戸時代の「不定時法時計」の解説がありまして。
まだ夏至には早いけれど昼間が長い今にぴったりの内容でした。

似て非なるものではありますが現代サマータイムといったところでしょうか。
最近の日本で言うとプレミアム・フライデー的な時間感覚でもあるような。



このイラストのように江戸時代の時間区分をきちんと知っていれば
落語の「時そば」の4文のゴマカシ失敗も良く分かりますよねぇ。

でも、勉強してから落語を聴くというのも野暮という事で・・・。

さらに、この本では時間の他にも旧暦と農村の暮らしの関係など
グウタラオヤジとしましては「時」に関する内容に興味を持ちました。

昔は月の満ち欠けも分かる太陰暦カレンダーを貼りつけていたのですが
もう一度しっかりと江戸時代にタイムスリップしてみようかと・・・。

              ⌛

さて、そろそろ五ツ半。
江戸時代にはなかったゴミ清掃車が来る頃だ。