マイケル・ムーアの「シッコ★★★☆☆」

ドキュメンタリーで2時間くらいあるのに
長さを感じさせない力作。

アメリカには5000万人の保険未加入者がいるという。
国民皆保険の日本ではちょっと信じがたい話もあった
（入院費が払えない患者がチューブをつけたまま
外に出されるとか）。

９・１１の時にボランティア活動した人たちが
その影響で気管支炎などになったのに、
知らんぷりするアメリカ政府。
キューバで買った薬がアメリカで買うよりも
あまりにも安すぎて思わず泣いてしまう女性。
資本主義第一だとそうならざるを得ないのか？

マイケルムーアの作品はアクが強くて
皮肉たっぷりなせいで
敬遠する人もいるが、
この作品はかなり興味深かった。

ラストシーンは思わず笑った。

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