★★★☆☆
へえー、ふうーん、って感じの内容。
お金返せっていうほど悪くもないし、大感動っていうわけでもない。
日本をネガティブに描いているという声もあるけど、まんま東京だし、ふつー。
ただ、外国人には異様に映るだろうなというところだけを集めてるだけで。
DVDを見たが、日本版予告とオリジナル版とトーンとか観客ターゲットが
明らかに違うということ。 日本版ではソフィア・コッポラ監督の前作
「ヴァージン・スーサイズ」の観客層と同じ10-20代女性って感じで、
恋を前面に出していたが、ほんとはあれって、
結構外面的にはうまくいってる人生も、内面は自分を見失ってるときが
あるというのを描いていたような気がするんだけど。色恋は添え物で。
オリジナル版予告では、そういう意味で中立的な編集と音楽だったと思う。
見る前のイメージより良かった。
もっと日本を風刺してるような偏った描き方だと思っていたから。
意外と素直な感じの映画だとさえ感じた。
でもそんなに印象強くは残らない。
主演のスカーレット・ヨハンソンはかわいい。
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