センダー、最後の演技

獣医になる学校へ進学するため引退を発表したデビッド・センダー（米）は14日の全米VISA選手権での演技が最後となりました。この日はミスが多く、個人総合10位と残念な結果でしたが、本人は「もうこれで最後だと思うと、心が乱れた」と話しています。

また、スタンフォード大のチームメイトで、親友だというショウ・ナカモリは自身のブログでセンダーへの思いをつづっています。さびしいけれど、獣医になるという夢をかなえる第一歩を踏み出すことはとてもうれしい、と思っているそうです。

今大会、センダーは「Sho Nakomori.com」という所属とウエアで演技。本当に仲良しだったんですね。ナカモリ選手はセンダーを「デイブ」と呼んでいるようです。何かさびしいです・・・立派な獣医さんになってください！

1日目はうまくいった跳馬ですが、14日は失敗したようです。

ホートン、優勝

全米VISA選手権（12日～15日・ダラス）は14日、男子の競技をおこないました。個人総合ではジョナサン・ホートンが優勝。引退を決めたデビッド・センダーは10位でした。成績は1日目と2日目の得点を合計して決定しました。

＜男子個人総合＞
1.　ホートン　181.900
2.　マクニール　178.500
3.　ハーゲンセン　178.000

・大会公式サイト（USA Gymnastics）

・ホートン、全米選手権優勝（International Gymnast）

・米田功オフィシャルブログ

米田さんは「アメリカの試合はすごい」と書いていますが、競技自体ではなく演出やファンサービスなどについてです。しかしこれだけのことをしても、「客席がまばら」と連日報じられています。また、今回は女子より男子のほうが参加選手が多く、米国での人気が「女子＞男子」と言われていることから、不思議であるとも書かれています。