現役をお続けになられておられます聖路加国際病院 日野原重明先生のコラムブログから、オペラとバレエを生涯愛した女性のご先輩のお話を読ませて頂きました。
ご自分がそこまで好きで、のめり込めるコトがあるというのはステキですし、強みだと感じます。
舞台を観るコトが、まるで、お薬と同じ効果が現れたとお考えに至られた文章には、感動いたしました。
そして、そんな効果をもたらす舞台もまたスゴイです。
キレイなお衣装、照明、セット、もちろん出演者の方々、音楽によって、全く別の世界へと、観ている方々をいざなってくれる。
病は気から。
という言葉通り、やっぱり心とカラダは繋がっているのでしょう。
観るのが好きな方もいれば、演じて表現するコトが好きな方もいらして、人ってそれぞれの感性がありステキです。
オペラとバレエを生涯愛し、
諦めずに観続けられたご先輩
の情熱が私にも伝わり、ココロに深く響きました。この方に愛された舞台で演じられた方々も幸せですね。
もちろん、一流の舞台は素晴らしいですが、私は、プロの方ではないダンスの発表会を観る機会があります。
すごいセットでもなければ、豪華な舞台でもない。
だけど、ダンサーのレベルに関係なく、カラダひとつで、自分をさらけ出して踊る姿に、毎回感動します。
そこに
「ダンサーの方自身がいるだけ」
という感じが。
言葉がないからでしょうか。
言葉ほど伝わり過ぎない。
だから余計、深いところに響いてくる気がします。
たとえ何も伝え様としていないとしても、立っているだけで全てバレてしまう、ウソがつけない、その人が見える、という感じ。その方のココロのattitude[アテチュード]が伝わるからでしょうか。
日野原先生のお話から、この方の生涯にふれさせて頂きまして、ありがとうございました。
たくさんの事を頭に想い描き、考えさせて頂きました事、感謝いたします。
日野原先生のコラムは「死が迫る中でもバレエやオペラを楽しまれた女性 : yomiDr. / ヨミドクター(読売新聞)」です。宜しかったら、お読みくださいませ。
日野原先生、気づきをお与えくださりまして、ありがとうございました。
天に召されました日野原重明さまの安らかなお眠りをお祈り申し上げます。
2017年秋、HARUNA