感覚的に狼を探し出しても、それをうまく説明出来ない人がいます。
よく「パッション」とも言われていますが、相手が気になるならば、そこには少なからず「気に掛けるだけの要因」が潜んでいるもの。
それを言語化出来ないのは、とても勿体ない。
なんとなくで疑われた側も、面白くないものです。
また、理由が曖昧という点において、当人が疑われる可能性もある。
疑うなら疑うだけの根拠を見せること。
それが他者からの理解を深め、また発言にも説得力を持たせることにも繋がります。
ハッキリとは言語化出来ないけどなんとなく気になる という時は、以下の部分から違和感について考えてみると良いかと思います。
①自分の考えとの違い
②過去に見た狼との類似性
③言葉の言い回し
④相手のレスポンス速度
⑤相手に対しての感情
⑥相手の対人関係
以下、一つずつ説明していきます。
言語化する際のコツと、推理を詰める「反証」時のコツも同時に挙げていきます。
①自分の考えとの違い
戦術論か、あるいは他者への印象か。
「自分はそうは思わないんだけど」と感じるところをピックアップしてみましょう。
【言語化に際して】
・該当箇所を指摘する
・自分の考えはこうであると、ハッキリと主張する
・相手の主張との差異を明確にする
これらを意識すると、言語化しやすいかと思います。
【反証に際して】
・相手の考えにも妥当性はないか
・自分と違う主張をしているからといって、それが狼由来と言い切れるか
戦術論ならば、一長一短。
違うからと即狼とはせず、相手の立場も踏まえて一度考えてみましょう。
②過去に見た狼との類似性
一番よくある事例でもあり、またそれだけにパターンも多いです。
【言語化に際して】
・類似箇所を具体的にあげる
それが狼要素として伝われば良し。
伝わらないものであれば、そういう狼と対峙したという経験則を説明してみましょう。
【反証に際して】
・村人としては有り得ない部分なのか
・自分で勝手にイメージを重ねてしまっていないか
過去の狼に恐れを抱くあまりに、対象者のイメージを勝手に重ねてしまい、警戒してしまう というのはままあり得ることです。
「そういう狼を見たことがある」と言われても、対象者からすれば反論出来ない部分でもあり。
イメージを押しつけ過ぎてしまわないよう、相手側の発言もしっかりと精査してみましょう。
③言葉の言い回し
時々、気になる言い回しを使う人もいます。
(これはまぁ、役職を問わずに変なことを言ってしまうこともあるのですが……)
【言語化に際して】
自分がその違和感をどこで感じたか。
いつ頃感じたか。
具体的に「どの発言を見た後か」まで絞り込めれば吉。
対象者の発言を全体ぼんやりと眺めて、少しずつ範囲を狭めていきましょう。
【反証に際して】
・村人では有り得ないことなのか
・単なるうっかりの可能性
上記二つを考えながら、相手と対話してみましょう。
紛らわしい言葉を使う人も、中には居ます。
視点漏れ発言を素でやってしまう村人というのも中には居ますので、即決めつけずに相手を見るようにしてみましょう。
④相手のレスポンス速度
対話の中で相手からの返信が遅ければ、それだけで気になることもある。
また、各種反応が遅ければ、それだけ素早く反応した他者と比べ、見劣りしてしまうもの。
【言語化に際して】
そう感じたのはいつか。
時間がかかるのが何故狼と思うのかを纏めてみましょう。
【反証に際して】
相手の元々の文章速度。
相手が喉がなく、レスポンスを控えていた可能性。
多忙で離席がちだった可能性。
素早い反応を求めてしまうと、相手へのハードルを勝手に上げてしまう可能性が生じます。
誰もが常に議事録に張り付いていられる訳ではありません。
諸々鑑みると、速さを評価は出来ても、遅さを否とするのは難しいのかもしれなせんね。
(狼でも慣れていれば素早く反応出来るので、それで即人間と考えてしまうのも早計な気がします)
相手がその時間に落ち着いて議事録に取り組んでいたか等、確認からしてみると良いかと思います。
⑤相手に対しての感情
相手に対して反感を覚えてしまうと、自然と黒ロックがかかってしまうことがあります。
この場合は一度心を落ち着かせ、冷静になってから再度見直すことをオススメします。
【反証に際して】
・相手のどういうところに反感を覚えてしまっているのか
・該当部分は狼だから起こることなのか
上記二点をまず考えてみましょう。
感情が高ぶると、相手への判断が落ち着いて下せない状態ともなります。
それでは、とても勿体ない。
もし落ち着いて対処出来ないならば、自分が嫌と思う箇所をあげて「ここを改善して欲しい」と伝えてしまってもいいと思います。
皆が皆落ち着いて狼を探せる村になると良いなと願います。
【言語化に際して】
まず「好き嫌い」の表明になってしまわないように。
「こういうところが嫌だ!」と言語化しても、それは狼由来とは限りません。
言語化するよりも、まず落ち着くこと。
落ち着いて考えた上でまだ相手が狼と思うならば、「相手の行動のどこが狼的であるか」を纏めてみると良いかと思います。
⑥相手の対人関係
相手が構築している人間関係由来。
【言語化に際して】
相手の対人態度がどう狼的であるか。
相手を狼と仮定して、どういう狙いがあるのか。
そういった部分を意識してみると良いかと思います。
【反証に際して】
・それは村人でもあり得ることではないのか
・相手の性格と照らし合わせて、どうか
よく「敵を作らない立ち回りをしているから狼」という見方をする人がいますが、元々攻撃的な部分を持たない人であれば、敵が出来ずともおかしくはありません。
当人の性格も加味した上で、相手をじっくりと観察してみましょう。
どれもあくまで一要素として、別の見方も織り交ぜつつ見ていくことをオススメします。
よく「パッション」とも言われていますが、相手が気になるならば、そこには少なからず「気に掛けるだけの要因」が潜んでいるもの。
それを言語化出来ないのは、とても勿体ない。
なんとなくで疑われた側も、面白くないものです。
また、理由が曖昧という点において、当人が疑われる可能性もある。
疑うなら疑うだけの根拠を見せること。
それが他者からの理解を深め、また発言にも説得力を持たせることにも繋がります。
ハッキリとは言語化出来ないけどなんとなく気になる という時は、以下の部分から違和感について考えてみると良いかと思います。
①自分の考えとの違い
②過去に見た狼との類似性
③言葉の言い回し
④相手のレスポンス速度
⑤相手に対しての感情
⑥相手の対人関係
以下、一つずつ説明していきます。
言語化する際のコツと、推理を詰める「反証」時のコツも同時に挙げていきます。
①自分の考えとの違い
戦術論か、あるいは他者への印象か。
「自分はそうは思わないんだけど」と感じるところをピックアップしてみましょう。
【言語化に際して】
・該当箇所を指摘する
・自分の考えはこうであると、ハッキリと主張する
・相手の主張との差異を明確にする
これらを意識すると、言語化しやすいかと思います。
【反証に際して】
・相手の考えにも妥当性はないか
・自分と違う主張をしているからといって、それが狼由来と言い切れるか
戦術論ならば、一長一短。
違うからと即狼とはせず、相手の立場も踏まえて一度考えてみましょう。
②過去に見た狼との類似性
一番よくある事例でもあり、またそれだけにパターンも多いです。
【言語化に際して】
・類似箇所を具体的にあげる
それが狼要素として伝われば良し。
伝わらないものであれば、そういう狼と対峙したという経験則を説明してみましょう。
【反証に際して】
・村人としては有り得ない部分なのか
・自分で勝手にイメージを重ねてしまっていないか
過去の狼に恐れを抱くあまりに、対象者のイメージを勝手に重ねてしまい、警戒してしまう というのはままあり得ることです。
「そういう狼を見たことがある」と言われても、対象者からすれば反論出来ない部分でもあり。
イメージを押しつけ過ぎてしまわないよう、相手側の発言もしっかりと精査してみましょう。
③言葉の言い回し
時々、気になる言い回しを使う人もいます。
(これはまぁ、役職を問わずに変なことを言ってしまうこともあるのですが……)
【言語化に際して】
自分がその違和感をどこで感じたか。
いつ頃感じたか。
具体的に「どの発言を見た後か」まで絞り込めれば吉。
対象者の発言を全体ぼんやりと眺めて、少しずつ範囲を狭めていきましょう。
【反証に際して】
・村人では有り得ないことなのか
・単なるうっかりの可能性
上記二つを考えながら、相手と対話してみましょう。
紛らわしい言葉を使う人も、中には居ます。
視点漏れ発言を素でやってしまう村人というのも中には居ますので、即決めつけずに相手を見るようにしてみましょう。
④相手のレスポンス速度
対話の中で相手からの返信が遅ければ、それだけで気になることもある。
また、各種反応が遅ければ、それだけ素早く反応した他者と比べ、見劣りしてしまうもの。
【言語化に際して】
そう感じたのはいつか。
時間がかかるのが何故狼と思うのかを纏めてみましょう。
【反証に際して】
相手の元々の文章速度。
相手が喉がなく、レスポンスを控えていた可能性。
多忙で離席がちだった可能性。
素早い反応を求めてしまうと、相手へのハードルを勝手に上げてしまう可能性が生じます。
誰もが常に議事録に張り付いていられる訳ではありません。
諸々鑑みると、速さを評価は出来ても、遅さを否とするのは難しいのかもしれなせんね。
(狼でも慣れていれば素早く反応出来るので、それで即人間と考えてしまうのも早計な気がします)
相手がその時間に落ち着いて議事録に取り組んでいたか等、確認からしてみると良いかと思います。
⑤相手に対しての感情
相手に対して反感を覚えてしまうと、自然と黒ロックがかかってしまうことがあります。
この場合は一度心を落ち着かせ、冷静になってから再度見直すことをオススメします。
【反証に際して】
・相手のどういうところに反感を覚えてしまっているのか
・該当部分は狼だから起こることなのか
上記二点をまず考えてみましょう。
感情が高ぶると、相手への判断が落ち着いて下せない状態ともなります。
それでは、とても勿体ない。
もし落ち着いて対処出来ないならば、自分が嫌と思う箇所をあげて「ここを改善して欲しい」と伝えてしまってもいいと思います。
皆が皆落ち着いて狼を探せる村になると良いなと願います。
【言語化に際して】
まず「好き嫌い」の表明になってしまわないように。
「こういうところが嫌だ!」と言語化しても、それは狼由来とは限りません。
言語化するよりも、まず落ち着くこと。
落ち着いて考えた上でまだ相手が狼と思うならば、「相手の行動のどこが狼的であるか」を纏めてみると良いかと思います。
⑥相手の対人関係
相手が構築している人間関係由来。
【言語化に際して】
相手の対人態度がどう狼的であるか。
相手を狼と仮定して、どういう狙いがあるのか。
そういった部分を意識してみると良いかと思います。
【反証に際して】
・それは村人でもあり得ることではないのか
・相手の性格と照らし合わせて、どうか
よく「敵を作らない立ち回りをしているから狼」という見方をする人がいますが、元々攻撃的な部分を持たない人であれば、敵が出来ずともおかしくはありません。
当人の性格も加味した上で、相手をじっくりと観察してみましょう。
どれもあくまで一要素として、別の見方も織り交ぜつつ見ていくことをオススメします。