ほんわか亭日記

ダンスとエッセイが好きな主婦のおしゃべり横町です♪

妄想気分

2012-05-26 | 日記
2012年5月26日(土)

今日のダンスサークルでは、先週お招きした特別外部講師の方の
レッスンの話・・・。「良かったね~」「また、やって欲しいね~」
と、話していたら、
「あんまり先生の前で誉めると、先生に悪いんじゃないかしら?」
という意見が出た。
そういう配慮の方向もあるのか・・。でも、会長さんが、
「先生が紹介していただいた外部講師の方が素晴らしかった、
って言えば、先生の顔もたつよ~」
なるほど、なるほど、人はいろんな捉え方をするなあ・・。

すると、その時の会長さんの質問、「女性からの文句への対処」に
対しても、
「男性はもっと女性の良い面を捉えて、文句の50%くらいは
聞き流す器の大きさを・・」
と言った意見も出る。
う~む、女性には耳に快い意見だけれど、どうも会長さんは、早速、
その意見の50%~90%、聞き流しているなあ・・・。(^^)

ところが、聞き流せないのは、今日のお稽古での先生の発言!
だいたい、ダンスは女性をお姫様扱いしてくれる。
(←ウィステの勘違いではないよ・・)
「こっちにいらっしゃ~い」ってリードするんですって、先生もいつも
おっしゃっているし・・。
なのに、今日は、
「暴れる孫悟空(=女性)を掌(お釈迦様=男性)の上で転がすんです」と・・!
思わず、側の男性に、
「ウィステは孫悟空ですか!」
と、聞いてしまったよ。彼が、嬉しそうに肯いていたのも納得できない。
お姫様気分のウィステと「あ~あ、孫悟空かよ~」と思っている男性が
組んで踊るダンス・・・。(^^;)
妄想の段階で一緒の方向を向いていないと、良いダンスにならないと
思いま~す。
もちろん、お姫様側に修正して下さい。
妄想って、認めているんですから・・、お願い。(^^;)
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おいしいものの力

2012-05-25 | 日記
2012年5月25日(金)

ハハの主治医の先生と2ヶ月ぶりの面談をした。
ハハの状態は、先生によると、
「腎臓、肺、心臓、どれがいつ”発火”してもおかしくない」
という状態だそうだ・・・。
いつにも増して、厳しいなあ・・。
急変時の対応の確認をして帰ってきました。

オクサンに電話して主治医の先生との面談について伝えたんだ。
オトウトが先日、母の日に行ったときは、ハハは、”幼い”オジの
心配をしていたそうだ・・。
ハハの思いってそこに行くんだなあ・・。
オクサンは、オトウトに、
「あなたは、何の心配も無いから、お義母さんは、オジさんの心配を
しているのよ」と、慰めたそうだ。(←今のオジも別に何の心配も無いんだけれど・・)

午後は小雨がぱらぱらと降っていた。
今日は、防犯パトロールの日だった。小雨決行なんだけれど、考えたら、
小雨の中、歩くのも気が進まないなあ・・と、おサボりしてしまいました。
家に居たら、あっ、ちょっと拍子木の音が聞こえたような・・、どきどき。(^^;)

どうも気合が上がらない。そこで、昨日いただいた春菊とビタミン菜を茹でて、
ビタミン菜は油揚げ、きのこと一緒に煮た。
春菊は、そのままでもおいしい♪と、つまんでしまう。
焼肉のたれをかけたら、肉なしでもおいしい~♪
おいしいものを食べて、体の内側から立ち直ろう・・。
そこで、つい、”何かの時のため”にとってあったミカン缶も開けてしまった。
ミカン缶のミカンって大好きなんだ~。(^^)
よし!立ち直ってきたぞ。
おいしいものの力って、大きいなあ。(^^)
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プラス20cm

2012-05-24 | 日記
2012年5月24日(木)

洋裁教室へ、ラテンのドレスを持って行った。先生は、
「自分らしさが大事」と・・。
つまり、パンツが見える長さのドレスはウィステらしくないということ。
ドレスの裏地に、20cmほどの黒い布を綴じ付けて、絶対パンツが見えない
長さにしました。
そうしたら、みなさんに、似合うって~♪(^^)v
プラス20cm、それが、ウィステらしい長さね。

そこに、ウィステのケイタイに電話。
慌てて出ると、久しぶりに助け合いサービスからだった。
ところが、お仕事は、26日の午後・・・あ~、ダンスサークルの時間だ・・。
「その時間、都合が悪くて・・」
と、せっかくのお仕事をお断りせざるを得ませんでした。

すると、みんなが笑い出した。
つまり、まだ一回しかお仕事しなくて、あとはお仕事を断ってばかりって・・。
確かに・・。(^^;)
なんか、こう使えないボランティアだと、いつの間にか席が無くなってしまうんじゃ
ないかしら・・??
と、みんなが脅すし・・。
時間が合えば、次回こそ・・。

それから、Y子さんの旅行のおみやげのたぬき饅頭をいただき
(←共食いとの反省の声があがる・・)、帰りには、靴屋さんへ直行し、
黒いラテンシューズを注文しました。
よ~し、だんだん、パーティの準備が出来てくる。
あとは・・チケットを売らなくちゃ・・。(>_<)




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ラテンドレス

2012-05-23 | 日記
2012年5月23日(水)

ウィステは、ラテンダンス用のドレスを持っていない。普段、使わないもの・・。
先日のパーティのトライアル(お客様の前で数組で、踊る)では、自作の赤い上下の
スカートをちょっとピンで止めて、「これで、OK~♪」と、踊ったんだ。

でも、6月30日には、ウィステたちの水曜日サークルの(資金集め用)パーティ
があって、そこでもラテンのトライアルをする予定。
お客様の前で踊るってことは、そろそろ、ラテンドレスがいるなあ・・。
と、思っていたら、言葉が口から溢れ出ていたのか、思いがけず、ダンス仲間の
お友達からラテンドレスを譲ってもらえることになった~。(^^)v
写メールには、黒くシックなラテンドレス。裾は、イレギュラーカット♪

ところが、届いたドレス、前は写メールどおりだったんだけれど、後ろの
ヒップのあたりが・・・短い、短すぎる!
これではくるっと回ったら、パンツが見える・・。(^^;)
ラテンって、ちらっとパンツ(もちろん、お見せ用・・)が見えるのが
当然なのかもしれない・・。
でも!ウィステの場合、それは、・・・世間も見たくないだろうと確信がある。
とまどっているウィステに、お仲間は、
下にお見せパンツ案・・・・きゃ~、色気多すぎ!却下です~。
下にスパッツを履く案・・・え~、色気無さすぎ!却下です~。
パンツとスパッツの間、世間へのご迷惑とウィステの心の平穏の中間は
どこだろう・・・?

競技ダンスを始めようと思ったら、このような問題が起こってくるとは・・。(^^;)
明日、洋裁教室で先生に相談して、問題を乗り越えていこう・・。
先生のいる有り難さよ・・。(^^)
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「ポチの死 その後」

2012-05-22 | エッセイ
2012年5月22日(火)

今日は、文芸誌の合評会。今日のウィステの作品は、
「ポチの死 その後」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 隣の市との境の近く、畑と雑木林に挟まれてペット霊園はあった。十畳ほどの
礼拝堂にはご本尊も安置されている。初老の男性職員がその前の台の上にポチを
寝かせ、私は、テープで流れるお経の中、ポチにお線香をあげた。
「最後の挨拶をしてあげてください」
という言葉に、少し口を開け、目を見開いたままのポチの頭をそっと撫でてやったが、
温かく柔らかかったポチの体は、既に冷たく固い。
「良い子でしたか?」と聞かれ、「良い子でしたよ……」と、答えると、一昨日まで
私の布団の上で、寝やすい場所を探し動き回っていたポチの感触が蘇る。
 父の死後に引き取って二年半、私の暮らしの中にいたポチ……と、待合室で思い出し
ている間に、ポチは焼きあがってきた。人間の場合と比べなんと早いことか。
ポメラニアンの老犬一匹の骨は、ほんの一握りだった。その中から、職員は、
「これが頭蓋骨です。これが喉仏です」と、小さな骨を示し、別に置いた。夫や父の
時と同じように……。続いて、
「お骨を上げてやって下さい」と、箸を差し出した。夫や父は、子、孫、親族で
交代に遺骨を上げた。幾たりもの血縁で送ることが、死者への餞と感じたのだが、
今ポチに立ち会うのは私一人だ。ポチが死んだことは子供達に電話した。
「残念だったね」「可哀想だったね」と言ってくれたが、仕事に学校に忙しい子や
孫にわざわざお別れに来てとは思わなかった。ポチの家族だった私一人で送って
やろう。私は、職員とともにポチの骨を拾いあげ、両掌で包めそうなほどの骨壷に
入れていった。彼は、最後にポチの喉仏と頭蓋骨を骨の一番上に乗せ、蓋を閉じた。
 家に持ち帰ったポチの骨壷は、夫の仏壇の傍らに置いた。小さな骨壷を納めた紙の
箱には、ひまわりのシールが貼ってあり、花の中央には、
「楽しい時をありがとう」
と、印刷されている。私は、毎朝、夫の仏壇にお参りする度にその言葉を眺め、
そして、居間に戻ると、ソファーのポチのお気に入りの場所に目をやってしまうが、
私に身を寄せてズボンが湿るまで舐めてくれたポチはもういない。夫を送り、父も
送った。今、ポチの息吹も消え、また一人暮らしの家の中がしんと静まった。
 七月に入り、今度のお盆はポチの新盆と気づく。そろそろ、
〈ポチが一週間後の大震災にあっていたら、私も外出中だったし、どんなに怯えた
だろう。きっと吼えまくったり、居間を駆け回ったり……。かえって、怖い思いを
せずに良かった〉
と思えるようになっており、お盆の前にポチの納骨をしなくてはと、気持ちの区切り
もついてきた。
 出掛けに、骨壷を持って今は空き家になっている父の家に行き、長年ポチを
友として暮らした父の遺影にポチからの最後の挨拶をさせた。
 ペット霊園の受付の女性に共同墓の申し込みをすると、奥から男性が出てきて
骨壷を受け取り、庭の観音像のほうに案内してくれた。見上げるように大きな銅色の
その観音像が共同墓になっているようで花が沢山供えられ、像の足元には、犬と猫の
人形が置かれていた。花入れに持参した花束を供え、共同墓はいつも誰かがお参り
してくれるから寂しくないよと、ポチと自分に言い聞かせた。像の裏手に回った職員
が、屈み込んで石の蓋を持ち上げると、その下が納骨所になっていて、白く細かい骨が
絡み合うようにぎっしりと詰まっていた。いったい何匹の犬や猫の骨だろうと、私も、
恐々と中を覗き込んだ。無数の骨は、温かい毛皮や思い出を捨て、ドライにきっぱりと
人間たちに別れを告げているようだった。彼は、ポチの骨壷を開け、骨の一番上に
乗っているポチの頭蓋骨や喉仏の骨などを脇の包み紙の上に置いた。それから骨壷を
逆さまにし、脚の骨なのか肋骨なのか、細長い骨々を下の穴に落とした。その上に
取り分けておいたポチの頭蓋骨や喉仏を落としたのだった。
「頭が上、脚が下と順番を守っているんだ」とその手順に死んだ犬たちへの礼儀を
感じている間にも、ポチの骨は、他の骨に紛れ込んでいった。
 ポチは他の仲間たちと一体となった。
 職員に促され、私はポチとその仲間に手を合わせたが、共同墓地の骨の姿に、ふと、
東京の我が家の墓に納められた夫の骨壷に心が及んだ。菩提寺の墓所は堂内墓で、
その墓の納骨箱の中には、今は夫の骨壷一つが、入っている。いずれ私が入るその箱
には、骨壷が八つまで納まる。夫と見学した際に、「満杯になったら?」と、
聞いてみた。案内してくれた係員の答えは、
「九人目の方が入るとき、一番古い方から合祀墓にお移しして、土に還っていただく
のです」
だった。それは、順当に行けば百年後くらいの話だろうか。百年も子孫に拝んで
もらったらもう充分。私たちは生まれ住んだ東京の土になろうと、夫と目を見合わせて
頷き、私達は合祀に納得したのだった。その具体的な在りようが目の前に繰り広げら
れたのだ。このように骨が絡み合い、土になる前に同じ墓地に眠る縁となった人々と
一体になるのだと示されたようで、私は自分の未来をすとんと受け入れた。ただし、
その時が来たら、夫一人ではなく、おそらく並んで置かれているであろう私の骨も
一緒に合祀墓に移して欲しい。最後の最後に離れ離れは、寂しい。ここの白い骨々が
肉をすっかり落としているように、私達の骨には、夫婦喧嘩の名残りなど取り除かれ、
この世の相棒だったという夫婦の芯の部分だけが残っているはずだ。目の当たりにし
たポチと他の犬たちの骨のように、尖ったそれぞれの骨の先は、互いに絡まり易そう
だ。もしかしたら、晩年は病気がちだった夫の骨のほうが細く女性的で、案外、
私の骨のほうががっしりと男性的かもしれないが、それがどうこうという世俗的な
垢はとっくに剥ぎ取られている筈だ。足を悪くした夫に付き添って歩いたように、
まず私達は互いに掴まり、絡まり、それから辺りの骨々と溶け合い、東京の土と
なっていく……。さらに、私の心には、実家の墓が浮かんだ。私が入ることは無い
その墓に、父が眠っている。父の骨壷はそこから動かされることは無いだろうが、
長い歳月の末に、骨壷の粒子の間を父の骨の分子が零れ落ち、地面に滲みていくこと
もあるだろう。共に土に還って後、夫とも父ともポチとも大地を介して繋がっていく
様を見透せた気がした。
 ただ、合祀を執り行ってくれるであろう曾曾孫に必ず伝わるよう、私の骨壷には、
〈私の子孫の方へ。お手間をとらせますが、夫の骨と同時に合祀墓へ移してください〉
と遺言を貼ってもらうことにしよう。
 石の蓋が再び閉じられて、ポチの骨は暗闇に沈んだ。表側に回ると、夏の強い光の
中、数多の小さな卒塔婆を背に、観音像はどっしりと立っている。私は、改めて
観音様に手を合わせ、ポチの魂がいっさんに走っていって、再び父の腕に抱き取られる
よう、祈った。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今日の作品の合評は、まあまあだったんだけれど、先生は、
「ウィステさんは最近、どうもタガが緩んでいます。男なら、褌を締めなおせと
言いますが、・・・。とにかく、タガを締めなおして下さい」
とのお言葉・・・。
厳しいというか、最近は、ダンス>エッセイって、バレてるなあ・・。
でも、楽しいし、改心する・・・のも難しいんです。
しばらくは、肩の力を抜いた作品を書いていくので、お見逃し下さいませ・・、
と、先生にテレパシーでお願いしました・・。(^^;)

 

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