ほんわか亭日記

ダンスとエッセイが好きな主婦のおしゃべり横町です♪

旧岩崎邸庭園

2011-05-05 | 日記
2011年5月5日(木)

中学時代の友人たちと、東京で「春の会」をするので、うきうきと出かけた。
が、なんというか、集合場所まで行くのにいろいろあって、少し自分に自信がなくなったよ・・。
駅まで来て、・・・あれ?スイカが無い!と、バッグを探し回って、とうとう見付けられず。
         多分、前のお出かけの時、コートに入れっぱなしにしてしまったな・・。
電車の中で、・・・ちょっとぼんやりしていたら、あれ!ここで降りるんだった!
         はい、閉まりかかったドアの間をすり抜けて飛び降りたのは、ウィステです・・。
駅の出口で、・・・久しぶりの御茶ノ水駅。みなさんまだなので、改札口の近辺地図を
         楽しんだわ。え~っと、目的地の山の上ホテルは、ここ・・。
         そして、浜田病院~♪ここでウィステは生まれたのだ~。懐かしいと、DNAが
         言っております・・。(^^)
         やがて、気づきました。待ち合わせは、別な出口だった・・・。
無事にみんなと合流。でも、一人、急にお父様の具合が悪くなって、こられないそうだ。
みんな、そんなお年頃だものねえ・・・。

さて、山の上ホテルのランチ。ここは作家がかんづめになって書く場所として有名で、周りの人たちが、
作者と編集者の打ち合わせに見えてくるよ・・・。(^^)

みなさんとの賑やかなランチのあとは、旧岩崎邸庭園へ。
明治の洋館で、ジョサイア・コンドルが作った、あの三菱の創始者、岩崎彌太郎一族の邸宅だそうだ。
玄関の上の立派な円柱に支えられたバルコニーを見て、マンションに住んでいるAさんが、
「バルコニーとベランダの違いって、知ってる?」
バルコニーは屋根が無い。ベランダは屋根がある。だから、Aさんのうちのは、ベランダだそうです。

内部は、木の部分までの彫刻がすばらしく、あちこちに三菱のマークのひし形が用いられていた。
そうそう、彌太郎って、どうしてもNHKの大河ドラマの俳優さんのちょっと汚い印象が付いてしまったけれど、
飾られていた写真のご本人は、立派な感じだったなあ。
当然か・・・。(^^;)
エリザベスサンダース・ホームの澤田美喜さんの結婚直前の一族の写真があった。
彼女は、岩崎彌太郎のお孫さんだったのか。毅然と生きた方の若き日の美しく豪奢な姿が
留められていたわ。

Bさんは、若い頃三菱グループの会社にいて、そのころお偉い方に、「岩崎」姓の方がいらしたそうで、
一族の写真を、「似ている」と肯きながら見ていたわ。

それから、金色の花などの柄の壁紙が素晴らしいの。
「金唐革紙」というのだそうで、係員が詳しく説明してくださったわ。
江戸時代に入ってきた、革に型押しや彩色された豪華な品物は、舶来革という意味で、「金唐革」と、
呼ばれたそうだ。そこは、日本人、そっくりなものを和紙で作るようになって、「金唐革紙」。
ヨーロッパで、壁紙として人気があったそうですが、でも、こちらも高価で、30万円/㎡とか・・。
某ホールの貴賓室の天井に貼ってあるそうで、一般人にはお目にかかれないそうです。

そんな壁紙、触りたくなるのは人情。そこで、あちこちの壁の前に、「触らないで下さい」という札と
ともに、お触り用の壁紙見本が置いてありました。
ウィステも触ったら、ほんとうに型押しされた革みたいだった。(^^)

それから、ちょっとトイレへ・・。ところが、男女共用って表示されていた。
いやだなあ・・と、思ったんだけれど、とても綺麗で、男性も女性も個室になっていた。
男女共同参画社会風トイレかな・・・。(^^)

明治の香りを楽しんだ後は、上野の甘味どころで、蜜豆や餡蜜を食べて、もうひとおしゃべり♪

帰りは無事に帰って来ました。
秋にまた、会いましょう。(^^)
コメント
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