円形分水
熊本・山都町
(2015年05月30日~2015年07月07日 九州一人旅の記録)
昨日のブログの続きになります。
青サギが餌を取っていた川の隣にこの円形分水があります。
水田でもっとも大切なものは水ですよね。
昔は
この水にまつわるトラブルが多かったらしい
その対策として
考えられたのがこの円形分水
送る地区の水田の割合に応じて分水する装置なのです。
これによって
トラブルが少なくなったと聞きました。
これが円形分水の全景
この水は笹原川から取り込んでいます
送られた水はこの円筒形の底から入ってきます
ご覧のように溢れた水は外側(外円筒)へと流れていきます
このようになります
この水の流れと音を聞いていると気持ち良いですよ
流れ出た水は
水田の割合に応じて設置した”しきり壁”によって分けられる
分けられた水は
それぞれの用水を流れ地区の水田を潤します
手前の水は通潤橋(通潤用水)へと流れています
これだけの水が通潤橋に流れています
涼やかな音が響いていそうです。
お出かけお気を付けて。。
良い週末をお過ごし下さいね。