「ワインがある生活を楽しみませんか?」

ワインを気軽に楽しんむための小さなヒントです!
私と一緒にワインライフをエンジョイしましょう♪

多治見の修道院ワイン♪

2006-10-28 12:50:47 | Weblog
先日 ソムリエ協会東海支部のセミナーが多治見の
修道院にて開催されました。
そこでワインが造られていてことを最近知り
一度 訪れたいと思っていました。


1930年に建設されたカトリック修道で、地上三階、
地下一階の木造建築で 日本における男子三大修道院の
一つに数えられています。

木造建築でバロック建築は とても見ごたえのある建築物です。
大聖堂の天井に書かれたフレスコ画、キリストの生涯を描いた壁画、
そして光のシンフォニーを奏でるステンドグラス 寄木で作られた
聖壇など まるで中世のヨーロッパを訪れ気分に浸れます。


そこで ワイン造りを始めたのは 1933年からで修道士達によって
造られていたワインは 戦時中海外からワインが輸入されなかった
頃には 国内のミサ用のワインはここで造られていました。


3年ほど前から ここでのワイン造りを担当して見える上田さんの
お話を伺いました。

多治見は 陶芸の街であるのは土壌が 粘土質であるためで
それゆえに 水はけが大変悪いこと 降水量が多く湿度が高い
ご存知なように夏は日本一の気温を何度も記録するという暑さ
等々…
ワインを造るにはおよそ適していないこの地で ワイン造りをする
大変さを 明るく楽しく屈託のない笑顔で話してくださいました。



試飲させていただいた ワインは赤・白共にクリーンで 過酷な
条件下で造られたワインとは思えないエレガントさを感じることが
出来ました。

毎日 朝から晩まで どうしたらいいワインが出来るかということ
ばかり考えているとい上田さんの努力の賜物だと思います。


現在 日本で使われているオーストラリア産のミサ用のワインを
ドライとスィートの2種類試飲させて頂きましたが、ミサ用のワイン
というのは 抜栓してから 1週間~1ヶ月かけて少しずつ使用する
ため 酒精強化ワイン(アルコールを加えてアルコール度数を高めた
ワインのこと)を利用しているようです。


イエスキリストが 「ワインはわが血」と言われたので  私は
てっきりミサには赤ワインが使用されていると思い込んでいました
が 今回の試飲は白でした。


この多治見の 修道院では毎年11月23日には収穫祭が開催されるようです。
お近くのかた、興味のある方は 是非行ってみてはいかがでしょうか?
詳しくは 下記から。
http://www.aju-cil.com/pia/wf061123a.html


今回の訪問のもう一つのお土産は 現在の多治見修道院長は私の大学
時代の恩師だったことでした。


当時は 大変厳しいキリスト教概論の先生であり 生徒達を毎年夏休み
にヨーロッパへの語学研修に連れて行ってくれていた 行動的な方でも
ありました。
そして 私もその研修旅行に連れて行っていただいたうちの一人で 
当時の先生の面影をなつかしく思い出しました。


何十年ぶりかでお会いできた先生は 「ここは本当に安らぎの場です。」
とおっしゃっていて 昔のイメージとはかけ離れたおだやかな好好爺に
なられていました。


上田さん これからもワイン造りがんばってくださいね!!
応援しています♪
そして シューベルト院長また会いに行きますね♪
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 香港の結婚式♪ | トップ | ボンジュール フランス♪ »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
多治見の修道ワイン (一粒の種)
2006-10-28 14:16:33
協会のバザーで、多治見の修道ワイン買ったことがありました。ラベルに、クリスマスとヨハネパウロⅡ世の2つがありましたが、さすがに教皇のラベルは恐れ多くて、クリスマスのラベルのワインを買いました。

下記に私のブログあるので、覗いて下さい。

http://blog.goo.ne.jp/petro2006/
返信する
ワインのみつけましたよ (みいこ)
2007-05-10 22:29:39
ワインが好きなんですね。わたしもフランスでちょっとだけ飲んだけど、ホントは飲めないんですwそれでフランスのブログ探してみてたら、ワインの詳しい人向けのグッズ見つけました。
たぶん、知ってるかも知れませんが覗いてみてはいかが?
URLに書いておきますね。
では!
返信する

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事