しゃけの携帯写真

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インバーテッド技法と電熱ペンの技法

2012-07-14 11:18:05 | 携帯写真 レザークラフト バイク 

インバーテッド技法というのは革に打つ刻印を逆向きに打ち、
陰影の深みではなく浮彫感を出そうとする技法。

今回の課題はぼかし染めで秋の模様を染め込めと言う課題。
着色するのは自分の趣味ではないが、革職人を目指すなら
クリヤーしなければならない。

しかし、印刷物だけで良くここまで修業したと我ながら感心・・・・




10cm四方の革で、最初にテストピースを作成。うん・・色も下の見本とまあまあ一緒。



今回は寸法の正確を期すため、型紙を作成。
正確に左右対称にするため右辺頂点に小さな丸錐のあなを開け、直角に折り返し点を打ち、開いて2点に直線を
ひき、デザインの基本線にするなど合理的で、インディアンもやったのではと伝統を感じる。




トレースした図案を革に線描する。



同時並行で次期課題の準備。
電気で熱くした鉄筆で模様をかき、しかもぼかし染めをしろという課題。



左が最初に焼いたもの、右がもう一回トライしたもの。

既に上達が有るでしょう?




鉄筆を当てすぎると突然燃えるし、加減が難しい。
しかも布目の陰影が付くように外縁を打刻する手間がかかる。




さて、インバーテッドの財布、ダブルステッチでウラまで綺麗に縫えた。革ひもが1ミリ幅が違うだけで印象が
かなり違う。



おお!コーナーの出来などプロっぽいじゃないか・・・(自画自賛)



こちらも、ほぼ見本通りのぼかし染めが完了。着色しない方が良いのになあ・・・
ウラを手縫いしてカード入れとして大家さんに献上。




こちらも切れ味良く籠打ちも決まったが、ただ1滴の赤い塗料が籠目に飛んだため、籠打ち部分の
アンティークダイ(靴墨)を濃く出したところ、籠打ちの強弱の拙劣さが
目立つ仕上がりとなってしまった。

どんな評価がつくかクラフト学院に発送。




最近、誰にもほめられなくなって久しい。
大家さんはいつも黙っているが、痛みに耐えてるこの俺を正しく評価してくれている。



写真を見てくださってありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。


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2 コメント

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Unknown (deiko)
2012-07-15 14:52:25
写真を見て しゃけさんのコメントを読むと
左右をくらべて上手になっているとか
大家さんのカード入れは もし色を着けていなかったら?とか
そういうふうに見えてきます。

最後のオムレツ?のハート・・もしかすると
ここは大家さんも見ているのですか?(^^ゞ
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大家さん (しゃけ)
2012-07-15 19:03:22
deikoちゃん、大家さんは『しゃけ妻』です。

最近直ぐ『貴方とは別れる!』と言って怒るので、『別れるとお互い不経済だから、大家と店子の関係になろう。一部屋借りるぞ。』と言って同居してるのだよ。
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