Natural Mystic ~ナチュラルミスティック~

There's a natural mystic blowing through the air

アストロ球団

2005-11-25 18:55:25 | 音楽
ドラマ-アストロ球団-アツく破天荒な世界
 鉄球を投げて会得した驚異の変化球「三段ドロップ」、砕けたバットの破片とボールが一緒に飛んでいく「ジャコビニ流星打法」・・・・・・。
 もはや野球と呼んでいいのか分からない超人技が乱れ飛ぶ伝説のマンガ「アストロ球団」(遠崎史朗作、中島徳博画)が、実写ドラマ化されテレビ朝日などで放映中だ。DVD第1巻も28日に発売される。
 名投手・沢村栄治の意志を継ぐ謎の男シュウロのもと、超人たちが集結し世界最強を目指す。シュウロ役千葉真一さんがさすがの存在感で、破天荒な劇画的世界を支える。林剛史さん演じるエース球一ら選手たちのプレーも血しぶき全開。
 初めはちょっと引いて見ていたが、ノリノリの挿入歌「男ならやってみな~」のリフレイン効果で、バカバカしくもアツい世界にいつしか引き込まれてしまう。(小原篤)

以上、朝日新聞朝刊10/27文化総合面より抜粋

この記事をすっかり忘れて、行ったレンタルショップで1・2巻が陳列されていた。パッケージを見て驚いた。出演者に古田・上原・谷・小坂・小笠原等々プロ野球界の大物9人の名前が書いてあった。
原作は私が小学校の頃「少年ジャンプ」に連載されていた漫画だがほとんど記憶がない。ただ、放課後の校庭で友達とやった野球もどきの遊びの最中にはこの『三段ドロップ』や『流星打法』を叫びながら駆け回ったものである。

見ていて記事通りバカバカしくもアツい世界に引き込まれてしまった。70年代中程の作品にもかかわらず、当時『巨人の星』『侍ジャイアンツ』等で絶大な人気のジャイアンツを如実に悪役に据えプロ野球への新規球団参入を要求するこの『アストロ球団』を野球機構が寄ってたかって妨害するという設定が今風で凄い。また球団設立の目的が大リーグを叩き潰し世界一の球団になるというスケールも当時としては斬新である。各話中だるみはするもののクライマックスになると上述の挿入歌が流れ、どうしても続きが気になってしまう。当たり前のことであるがバカバカしい低予算の番組のため地上波放映は平日夜中の3:10からである。CSにおいてはPPV方式である。

おすすめはしないが暇つぶしにはうってつけである。



言い忘れたが挿入歌が凄い。いったん頭を回り出すと果てしなく繰り返してしまう。特に2番の詞が70年代っぽい。

アストロ球団応援歌~絶叫ver.~ 怒髪天
作詞 遠藤史朗/中島徳博/増子直純 作曲 上原子友康

(一試合完全燃焼)
男なら男なら
男ならこそ死ぬ気でかけた
野球ひとすじアストロ戦士
度胸一発ぶっかませ

男ならやってみな
超人ガッツでやってみな

(ジャコビニ流星打法)
男なら男なら
タマとバットは男のあかし
どんとやらにゃ男がすたる
世界制覇のその日まで

男ならやってみな
超人ガッツでやってみな

(ファントム大魔球)
男なら男なら
レイテの島で無念に散った
意志を受けつぐボールのあざに
誓い倒すぞ大リーグ

男ならやってみな
超人ガッツでやってみな

男ならやってみな
超人ガッツでやってみな
(飛べ!不死鳥!!)

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