Natural Mystic ~ナチュラルミスティック~

There's a natural mystic blowing through the air

007 カジノ・ロワイヤル

2006-12-02 23:59:19 | 映画
都心・田町でイベントのため休日出勤であった。ところが終了予定がかなり早まり、14:30には解放された。家に帰るには時間があるため隣の品川まで出た。10年ぶりに降りた品川は大きく変わり、西武系のタワーが目立っていた。

ブラブラしていると映画街があることを知る。何か時間にあうモノがないか案内を見ていると昨日封切られた”007 カジノ・ロワイヤル”がまさに始まるところであった。シリーズ物という安心。また大きなはずれはないだろうと思い、適当な暇つぶしにと思い入場した。料金は普通の1,800円であるが全席指定のため前から4列目の1番端であった。
”ジェームズ・ボンドが007になるまでの物語”
というコピーであったため大昔の設定かと思っていたが、意外にも現代で、今までのシリーズの007が引退後の新人の007が成長していく過程を描いた作品であった。



全体的には、ここのところの3作”トゥモロー・ネバー・ダイ”"ワールド・イズ・ノット・イナフ"”ダイ・アナザー・デイ”に見られたハイテク機器を活かした派手なアクションはあるものの安心して見ていられる感がなく、ある意味その危なっかしさが楽しめた。特にボンドガールに入れ込む007の姿はこれまでに見られたクールさがなく、そのためシリーズを見ているという実感が今ひとつなかった。

何よりも気になったのは主演のボンド役のダニエル・クレイグという俳優が若いのかある程度年が行っているのかよく分からないことであった。ストーリーで追えば若いのだろうが、見てくれがどうも貫禄のないオッサンなのだ。この疑問に終始苛まれながら映画を見ることとなった。

また画面を見ていて嫌みな程目に付く物があった。世界を股にかけるスパイ活動の全編に登場するハイテク機器が全て”SONY”製のものあり、ひときわ目立つように撮られていた気がした。帰宅後ネットで公式サイトを見て笑ってしまったが案の定”ソニーピクチャーズ”の作品であったことが確認できた。ちなみに今回の007役は38歳であった。

肝心のストーリーはというと始まりのアクションシーンは見ていて面白く、引き込まれた。途中、若干の中だるみはある物のコンパクトにまとまり最後まで楽しむ事が出来た。そのためか金額に見合う程の退屈しのぎの出来る作品であると感じた。第21作というシリーズ物、やはり大きなはずれはないようだ。

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