西沢利明の俳優ノート

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イエスと高川裕也

2009-06-24 16:00:35 | Weblog
先日、四谷で見つけた、

キリスト教関連の書籍等を扱っている店で買ったカードだ。

お二人は、こんな容姿だったかも知れない。

僕はクリスチャンではない。

だが、聖書は、座右の書だ。

生涯手放すことはないだろう。

文学の書としても。

山岸外史は、著書(人間キリスト記)の中で、こう言っている。

「聖書は文学の書、芸術の書、詩精神の書、倫理の、人間の、心理の書と考える。
そして、イエスは、肉体と舌によって、火柱の如く、時代を叱咤した。
イエスは生命を欲しなかった。
イエスは、肉体によって、人生を詩化した人間であろう。
肉体を筆として、宇宙に、詩を書いた、人間だった。
いかなる作家も、いかなる詩人も、
肉体を筆にして残した、イエスの種々の聖句には及ばない。」…と。

今日は稽古がオフなのに、芝居のことを考えている…!

Zooのジエリーに、神の子イエスの像が重なる…。

演出っぽい立場の僕にとって、ジエリー像は、はっきりさせなければならない。

気違いになってはOutだが、炎のような狂気が、時折ほとばしる!

イエス・キリストも、ボードレールもそうだったように…!

この親子の絵、つくづく眺めていると、何とも言えず、切ない…。

どうでしょうか?

裕也さん、僕、混乱させてはいませんよね?

イエスは、母マリアに、冷たかったんですよー

「女よ」…なんて呼びかけたりして…。

優しさの裏返し?

これは蛇足。

ともかく、二人共、台詞を入れましょう!