国連事務総長、左手を骨折…サッカー大会で転倒

　【ニューヨーク＝柳沢亨之】国連報道官は１４日、潘基文(パンギムン)事務総長（６７）が先週末、外交官らとの親善サッカー大会に出場した際に転倒して左手を骨折したと発表した。
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　軽傷だが、今後１か月半ほどはギプスを使うことになる見込みだという。報道官は「事務総長は極めて元気だ」と述べ、職務には影響がないことを強調した。
（2012年5月15日18時10分
読売新聞）


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リーダー】第４部
指導者はつくれるか（４）
松下政経塾は、政治家だけを養成したわけではない。
起業家や教員、記者になった塾生も少なくない。
東京・新宿の高層ビル１５階。
ＩＴ企業のイマジニアには、「松下ルーム」と呼ばれている応接室がある。
木製の大きな本棚に、胸に勲章を着けたパナソニックの創業者、松下幸之助の写真が鎮座し、反対側の壁には、毛筆で「素直」と書かれた色紙が飾られている。
幸之助の直筆だ。
部屋の主は、イマジニア会長兼最高経営責任者（ＣＥＯ）の神蔵孝之（５６）。
首相・野田佳彦の１期後輩の２期生だ。
同期には、寮でワーグナーを大音量で聞いていたという国家公安委員長の松原仁や、官房副長官の長浜博行がいる。
「ぼくのところに来ると飯が食えるらしいと、野田も長浜もみんな来る。
樽床（伸二）は特にそうだな。
ぼくは同業者じゃないんで話がしやすいわけ」。
「第三者」の神蔵のところには、政経塾ＯＢや官僚らが集まってくる。
神蔵も政治家を志し、政経塾の門をたたいた。
だが、幸之助や講師を務めた一流の経営者と接するうち、「商売の面白さ」に心が傾いていく。
幸之助から直接指導を受けた神蔵は「幸之助は素直。
あるがままにものを見ることができる人だった」と語る。


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