アマチュアボクシングのロンドン五輪出場権を懸けた女子世界選手権(12日開幕、中国・秦皇島)に向けて、日本代表が7日、成田空港から出発した。
お笑いコンビ「南海キャンディーズ」のしずちゃんこと、ミドル級の山崎静代(33)=よしもとクリエイティブエージェンシー=は、激励に訪れた日本アマチュアボクシング連盟の山根明会長(72)とガッチリ握手。
笑顔で決戦の地に乗り込んだ。
ロンドン五輪を目指し、芸人からボクサーとなった33歳が、いよいよ勝負の大会に臨む。
胸に日の丸が付いたジャージーを着て、成田空港に現れたしずちゃんは「闘うことが楽しみ。
試合に向けて調子をあげていきたい」と力を込めた。
世界選手権では上位8人に五輪出場権が与えられる。
ミドル級は45人がエントリーする見込みで、8強に入るためには少なくとも2試合、11日の抽選結果では3試合の勝利が必要。
「45分の8」の狭き門だ。
そんなしずちゃんら日本代表を力づけるため、日本連盟の山根会長が直々に大阪から駆け付けた。
五輪出場が決まった場合、「会長からの気持ちとして、ウインドブレーカーをあげようかな。
本人の希望も聞いてね。
女の子は特に好みもあるだろうし」。
選手の好みに合わせたオリジナルウエアを、会長自らポケットマネーでプレゼントする計画を明かした。
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