大関昇進の伝達を受け、口上を述べる鶴竜（２８日、大阪市天王寺区で）＝森田昌孝撮影
日本相撲協会は２８日、大阪府立体育会館で夏場所（５月６日初日・両国国技館）の番付編成会議と理事会を開き、東関脇鶴竜（２６）（本名マンガラジャラブ・アナンダ、モンゴル出身、井筒部屋）の大関昇進を満場一致で決めた。
夏場所は史上初の６大関となる。
協会から雷(いかずち)理事（元幕内春日富士）と、審判委員の錣山(しころやま)親方（元関脇寺尾）が使者に立ち、大阪市天王寺区の寺院で昇進を伝えると、鶴竜は「お客様に喜んでもらえるような相撲が取れるよう努力します」と口上を述べた。
新大関誕生は、昨年九州場所後の稀勢の里以来。モンゴルからは朝青龍、白鵬、日馬富士に続き、４人目。外国出身では９人目だが、この中で初土俵から所要６２場所は、最も遅い昇進となった。
（2012年3月28日11時41分
読売新聞）
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