大和証券グループ本社は6日、2014年度を最終年度とする3カ年中期経営計画を発表した。
連結経常損益を今年度に黒字転換し、最終年度には1200億円まで増やす。
賞与を除く人件費など固定費を投資信託の販売手数料などの安定収益で補う「固定費カバー率」について、昨年度の32%から14年度に50%に引き上げ、収益率を高まる。
株式売買など証券事業と傘下の大和ネクスト銀行との「証銀連携」事業を加速させ、富裕層向け事業の強化や地方の中堅企業への営業を拡大し、アジアを代表する総合証券グループを目指すとしている。
同社は11年4-12月期決算では、218億円の経常赤字だった。
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