□ベートーベンのピアノ・ソナタ全集第1弾
ドイツのミュンヘンに本拠を置いて活躍するピアニスト、小菅優(28)が、ベートーベンのピアノ・ソナタ全集第1弾を発売した。
生涯にわたって作曲された全32曲を5年がかりで完結させる。
「10代のころから取り組んでみたいと考えていました。
ユーモアや皮肉、深く沈む悲しみやブラジリアンワックス 大阪跳び上がるような喜びがつづられ、みずみずしい情感や心の叫びが、時代や社会の違いを超えて訴えてきます」
独自の視点で選曲し、CDそれぞれにタイトルを掲げる。
第1番から第3番と第16番、第17番「テンペスト」、第18番の作品31を収めた第1弾は「出発」だ。
「最初の3曲はウィーンで活動を始めたベートーベンの若々しい情熱があふれています。
作品31には、耳の病で一度は絶望しながら、『ハイリゲンシュタットの遺書』を書いて過去の自分自身と決別し、再出発を果たすベートーベンの強靱な意志を感じます。
ウィーン郊外にベートーベンの散歩道が残り、自然に抱かれて生きる喜びを再発見した姿も感動的です」
3月31日には東京文化会館(東京都台東区)で歌手との共演に初挑戦する。
ウィーン国立歌劇場の名メゾ・ソプラノ、ミヒャエラ・ゼリンガーの日本デビューだ。
関連ニュース
・「ヒューストンさんのドレスや装飾品、660万円で落札」:イザ!
・楽天・田中カチカチ5失点
・「【シネクラブ】「私の叔父さん」 寺島咲 愛とは何か考えさせてくれる」:イザ!