□映画「SR
サイタマノラッパー
ロードサイドの逃亡者」
映画監督を夢見る若者なら一度は耳にする「映画監督29歳(限界)説」。
29歳までにしっかりとした作品を撮影できなければ、その後は感性が鈍り、監督として大成することはないというものだ。
大学の先輩で年齢も近い冨永昌敬、沖田修一両監督も29歳前後で注目作を世に送り出しており、「僕も俗説を刷り込まれたのか、29歳の時に気合が入ったんです」。
■なし崩し的に始動
入江悠監督(32)はなけなしの200万円をはたいて、大学時代の同級生や後輩とたった3人でなし崩し的にクランクイン。
「だって埼玉県の田舎でくすぶるラッパーが主人公の話を撮ろうというのに誰も金を出してくれないでしょう」。
大学時代は映画の授業だけ出席し、雨の日はアパートに引きこもる日々。
ほとんど友達がいなかったと語る入江監督は、柄にもなく学生時代の知人らに声をかけ、即席でスタッフ集めに奔走。
まさに手作りの自主製作映画「SR
サイタマノラッパー」が完成した。
単館系作品としては記録的なヒットとなり、その後、北関東をリレーする人気シリーズに成長。
その第3弾が本作「SR
サイタマノラッパー
ロードサイドの逃亡者」だ。
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