和翠塾ブログ

目黒都立大にある書道教室「和翠塾」のブログです。

金澤翔子

2015-07-31 21:48:21 | 日記
ダウン症の天才書道家金澤翔子として特集番組が放送されていました。

感動しました。


彼女は障害者の希望の光であるだけでなく、書道家として、彼女の存在はとても大きいと思いました。

それは障害者とそうでない者との垣根を、取り払うことができる存在だからです。

彼女は間違いなく私よりタフな精神力を持っています。

私より純粋で無垢な心で書と向き合っています。

そこに、うまく書いてやろうという考えはありません。

あるのは親に褒められたい心、、、

それが原動力だったのかもしれません。

しかし、それも30歳独立宣言することで親離れするのです。

両親が書道を通して愛を注ぎ、彼女が輝きだしました。
そして、自ら輝く道を探し当て、その道を選んだのです。

一人の人間を育てる事の素晴らしさと大変さと、そしてその目的が明確になっていたと私は思いました。

与えられた役目を、精一杯やりとげられる人間なるには、無償の愛が必要です。

それは親の役目です。

そして親だけの役目ではないのです。

私を叱咤激励し、喜怒哀楽を共感してくれた恩師の顔が次々と浮かんできます。

皆さん笑顔で。

その笑顔を曇らせないよう頑張るだけです!

あ、、、

無垢な心ではいられても、無心では中々いられないなぁ~(笑)

ま、それを礎とするしかないですかね。

頑張れ金澤翔子!

私も君に負けないように頑張ります!


そんな気持ちになりました。



















浅井長政

2015-07-31 10:40:56 | 日記
今日結婚の報告をしに来てくれた部下が、わざわざ二人で挨拶に来てくれました。

奥さんになる方が(実はここからしてややこしいのですが、個人情報がらみなのでここではひかえます)浅井という方でした。

『実は浅井長政の子孫なんですよ~』と紹介され、『?』

『あれ?うちにいる浅井も浅井長政の子孫だって言ってたけどね~あはは~』

なんて適当な会話しているところへ、その浅井が出勤してきました。

『これがうちにいる浅井長政の子孫の浅井です』と紹介すると、
『まじですか!家私も系図見せられたので間違いないと思います!』

どーも、浅井長政の子孫がこんなタイミングで出会ってしまったようです(笑)

二人ともバンドマンなので、顔見知りではあったようなのです。

遠い親戚だったんですね~

既に亡くなってしまっているお互いのお祖父さんに、この出会いを聞かせたかったと、二人で言っておりました。


聞けば三代に一代は放蕩三昧する血筋との事。

二人ともバンドマンだし、放蕩三昧と言えば放蕩三昧(笑)

ま、城を枕に討ち死にするよりはましな気もしますね(笑)


記念に写真を撮りました!




顔出しはご勘弁くださいませ~



日本人の平均寿命がまたもやのびましたね

2015-07-31 07:29:50 | 日記
女性86.83歳で世界一!
男性80.5歳で世界三位!

いや~凄いですね!

父は既に平均寿命を三年突破しています。
母もあと2年で突破します。

でもこれは寝たきりの人も計算に入っていますよね。

私の両親は二人ともそこそこに老いてはいますが、そこそこに元気!

ありがたいことです。


三回の脳梗塞で入院したにもかかわらず、後遺症もほとんど残らずにいる父はとても運がよのでしょう。

『中々宝くじに当たらないなぁ』とぼやいてきる父を見るたび、もっといいもの当ててるじゃん!と思うのです。

三回の脳梗塞とも、不調と母から聞き、そばに集まった我々家族の強制的受診で、早期入院早期治療ができたからです。

父にとって宝くじで当てたのは、そばにいる家族です。

『なんか変だな?』
『一晩様子みようか?』

なんてのは歳とってからはだめです。

すぐに病院いかないと。

両親が長生きしてくれることは、とてもありがたいことです。

何がありがたいかって、いつまでも元気で長生きしてほしい気持ちはもちろんですが、父親の年齢までは自分も元気で生きられそうに思える事です。

漠然とはしていますが目標になりますからね。

父の父、つまり私の祖父は42歳で亡くなっています。
酒の飲みすぎによる脳梗塞だったようです。
祖母脳梗塞お腹の中に父がいて、生まれる2週間前に亡くなっているのです。

生まれる事を楽しみにしていたでしょうに、、、

楽しみすぎて飲みすぎちゃったのかな、、

祖父の無念さを思うと心がいたみますが、祖母の受けた衝撃を思うと心が潰れそうになります。

その祖母も父が小学生の時、心臓疾患で亡くなっています。
40歳代だったかもしれません。

朝起きたら隣で祖母が亡くなっていたようです。

戦争中とは言え、入院もせずに心臓疾患抱えたまま、普段の生活送っていたのでしょうね。

その時の話を時々父から聞かされる事がありますが、家族が一瞬で静まり返ってしまいます。


父が言うには、祖父が亡くなった42歳を越えた時、ほっとしたそうです。

それから約倍生きてきたのですから、祖父の分まで長生きしていると言えそうです。
さらに祖母の分まで生きてほしいものです。

母の両親はそこそこ元気で長生きでした。
親戚には百越えた者もいますし、母方の長生きDNAが私の中に流れている事を密かに願ってはいます(笑)


目標は元気に仕事のできる百歳越え!

ちょっと欲張りすぎかなぁ~(笑)




数年前のアメリカテレビドラマにハマる

2015-07-30 09:30:17 | 日記
と言っても、ざーっと見るだけです。

平日毎日やっているのを録画しているので、時間あるときにまとめてみるのです。

今回はまっているのは、現代版シャーロックホームズなのですが、舞台は現在のニューヨーク。
しかも、ワトソンは女性。
しかも中国系。

ま、数年前の企画なので、まだアメリカと中国が仲良くしようとしていた頃ですね。

脚本がしっかりしているのと、演技力がよいのでつい見ちゃいます。

でも、基本『シャーロック』とつけばざわつく性格なので、それが『シャーロット』でも少しドキっとするぐらい馬鹿っぽいです(笑)

そういえば、八王子にシャーロックホームズをモチーフにした飲食店があります。

昼はランチも出していますが、夜はいい感じのバーになるようです。
ランチにしか行った事がないのでよくはわかりません(笑)

店内はシャーロックホームズグッズでいっぱいでした。

でも、今時どれだけの人にアピールできるのか心配です。

私なら、明智小五郎をテーマにしたバーやりたいですね。

ちょっとオドロオドロした感じが、大人向けにしかなるんじゃないでしょうか。

もちろん少年探偵団は出しません(笑)

ウェイターは明智小五郎のスタイルで決めたイケメン!

中に一人だけ怪人二十面相のスタイルをしたホールスタッフに、テーブルマジックできるものを配置します。

イリュージョンのショーもいいですね!

人気出ると思うんですけどね~









剣の達人は達筆な人が多い

2015-07-30 08:49:20 | 日記
宮本武蔵の書画の繊細さはご存知の方も多いでしょう。

武蔵晩年の作品は、修羅場をくぐってきた者でなければ書けないであろう、どっしりとした凄みが滲み出ています。

本当に彼は百戦百勝、無傷で晩年を迎えたのでしょうね。
そして晩年は心を鍛えあげることに集中していったのだとおもいます。

幕末の三舟の一人、山岡鉄舟の書も素晴らしいと感じさせます。
あまり知られてはいませんが、山岡鉄舟こそ単身乗り込んだ西郷隆盛との交渉で、官軍による江戸総攻撃をやめさせた人なのです。

勝海舟との会見の方が有名ですが、勝海舟が西郷隆盛と取り決めたことは、江戸無血開城の件です。
その前に、山岡鉄舟が西郷隆盛に江戸総攻撃を翻意させていなければ、江戸無血開城もなかったでしょう。

つまり山岡鉄舟は江戸の人々を救い、勝海舟は江戸城と徳川家を救ったと言えるのです。

山岡鉄舟は幕臣ですが、徳川家だけではなく、俯瞰の見地から天皇と国家、そして国民を救った人なのです。


山岡鉄舟は巨漢だったそうです。
190㎝以上あったとも伝えられています。
剣の達人は天下無敵。
道場や御前試合でその存在感だけで、相手を打ち負かしていたことでしょう。

そんな山岡鉄舟はきっと太い腕だったに違いありません。
イメージとしてはジャンボ鶴田か三沢あたりでしょうか(笑)

そんな剣道鍛えられた太い腕を持つ彼が書いた書は、実に実直で誠実な作品です。

明治政府に仕えてからのものが多いとは思いますが、見る者の背筋を伸ばしてくれます。

勝海舟の書もとてもいいですが、彼の作品には少し遊びが多いように思います。
性格なのでしょうか、少し目立ちたがりやなやんちゃな感じが面白いです。

新聞の取材も多く受けていたとききます。

今も残る勝海舟の書が多いのは、床の間に飾っておきたいという当時の需要と供給のバランスがあってのことではないでしょうか。



書とは面白いもので、書いた人物を知ってから再度見ると、見方がより深まるものです。

『書は人なり』の側面の一つなのではないでしょうか。