和翠塾ブログ

目黒都立大にある書道教室「和翠塾」のブログです。

街の写真屋さん

2012-04-30 09:12:37 | 日記
街のフォトスタジオ、いわゆる写真屋さんをたまにですが見かけることがあります。
昔はもっとあったはずだけれど、随分見かけなくなって久しいですね。

カメラの進化に反比例してきたのでしょうか。

コンパクトカメラ、インスタントカメラ、使い捨てカメラ、デジタルカメラ、携帯のカメラ機能。
修正すらパソコンで楽々行える時代です。
行き着くところまで行き着いた感じですね。


バンドの音を録り作品を作るレコーディングスタジオも同じ運命をたどりはじめています。

『おじいさんのランプ』ですね。

街の写真屋さんを見かけると、そう思います。


書道を戦後教育に組み込んだ先人の決意と苦労に思いをはせてしまうのも、何故かこんな時です。

書道は文明ではなく文化。

不便だからとか、経済的ではないからとかの理由で衰退させるべきものではないのです。

ですから書道は『おじいさんのランプ』にはならないのです。
ただ、『おじいさんのランプ』で描かれた郷愁には、深く共感するものです。

妊婦さんマーク

2012-04-29 08:36:05 | 日記
その存在を塾生さんに見せてもらって初めて知りました。

確かに有効ですね。
席譲りやすいですし。

聞くところによると、
『私は妊婦ではありません』マークを作った人がいるとか。
切実な思いで作られたのでしょうが、どんなマークなのかみてみたいです。
きっと手作りでしょうから、ちょいとゆるいイラストがあって、それをバッテンしていたり、色づかいもえぐかったりと、想像すると少し笑えます。

それをつけているのがマツコデラックスだったらうけますよね~
むっとした表情で吊り革持ちながら見下げられたら、マークみなくても衝動的に逃げるようにして立ち上がりそうですが。

でも、一人分じゃ座れないか。

気持ちを洗うには

2012-04-28 09:04:47 | 日記
想像力でしょうね。

『朱に染まれば赤くなる』
そうなりたくはない気持ちが、想像力を駆り立てます。

富士山の見える海岸で、足を海水につける。
清らかな渓谷の流れをじっとみつめながら、入り込んでいく。凍てつく雪原に一羽の鶴が佇んでいる。
険しい山頂から見渡す限りの雲海を臨む。

そんな場所に行けるのが理想的ですが、想像するだけで心がピンとして背筋が伸びますね。

そんな品格と格調ある書や絵画が好きです。
みるだけで心が洗われます。
しかも洗われるだけではなく、創造力をもたらしてくれます。
臨書の意義はそこにあります。
凜としたたたずまいの書体を目の前にして、その形ばかりでなく精神も書き写す時こそ、心は常に平静で孤高なる状態なのです。

さあ、今日から君も、レッツ臨書!

寒暖差に体調崩していませんか

2012-04-27 08:59:31 | 日記
三寒四温とはいうけれど、一日の中での激しい気温の変化には中々ついていくのも大変です。どうかお風邪などめしませんようにお過ごしください。

さてゴールデンウイーク直前です。
レジャーシーズンですね。
そんな中、お教室は開いておりますので、是非お稽古にお越しくださいね。

五月に作品作りのご提案をさせていただくことになりました。作品づくりを手軽に楽しめて、日々の生活に取り入れられる作品を安価にご用意いたしました。
もちろん任意でのご案内です。
詳しくは各先生からお伺いください。

ゴールデンウイークを楽しくお過ごしくださいね。


杉山