和翠塾ブログ

目黒都立大にある書道教室「和翠塾」のブログです。

ドラム叩いた翌日は

2013-09-30 22:44:36 | 日記
下半身がしっかりしております。

サンタナ風オリジナル曲が中々運動量が多くて、両脚もフルで動かさないといけないのです。
ま、自分で選んだプレイなので自業自得ではありますが、、、

最近プレイスタイルを変えました。
というより、忘れかけていた自分独特の二分音符のノリと、ひとつひとつの音に意味を持たせ、存在感をつけるスタイルに磨きをかけ、復活させようとチャレンジしています。

無駄なフレーズや動きを削ぎ落として、ソリッドなのに熱いプレイを目指しています。

少し大袈裟かな(笑)


脚力付いたのは、バイクに乗ったおかげでもあるかもしれません。

なにせ鉄の塊ハーレーは重い、、、
300kgぐらいあるんじゃないかと思わせる操縦感覚です。

ちっとも運転が上手くなる気になりませんが、止まる度に脚力は強化されていきます(笑)

ゼロ戦のようなバイクが欲しいなぁ~(笑)




本日のドラムセット

2013-09-29 13:13:48 | 日記
おなじみの?タマブビンガ材のドラムセットです。
鳴りが強力です!
ですが、繊細な音も出してくれます。

今日は新たなセッティングを試してみましたが、それがドンピシャ!
私本人にしかわからない感覚ですが、とにかくハッピーッ!

昔に比べてプレイスタイルが随分変わったんでしょうね。

研ぎ澄まされてきた感覚のおかげなのか、低下した体力のさいなのか、、、

ま、進化ということで(笑)



いい天気ですね!

2013-09-29 09:58:29 | 日記
西荻窪のスタジオまでバイクできちゃいました!

サイコーのバイク日和です~

この角度だとだいぶ迫力あるボディに撮れちゃいますね。

でも本体はかなりスリムです。

排気量は大きいが。

さて、これからドラム叩きます~


ゴッドファーザー123

2013-09-29 07:22:52 | 日記
コッポラ監督が作った、私の大好きな映画です。
DVDは持っているのですが、ケーブルで三本ともやっていたので、改めて見ました。

いい。

とても、いい。

しかし、1と2に比べると、3のクオリティはいささか低いと思うのです。

『そんな事は無い』とか
『1.2に比べるとドンパチが少ないからそう感じるんだ』とか
『撮るつもりはなかったのに、借金返済の為に撮ったから気合い不足が原因でクオリティが落ちたんだ』とか、ファンの意見は様々あるようです。

ファンって、ありがたいですね。
ま、わたしもそうですが、、、。

私が感じた違和感とは、まずフィルムの粒子というか、色というか、1.2に比べると、セピア感時が少ないのです。

時代が下って、見ている者の現実と近くなってきた為、意図的にそうしたとの考えかたもあるようですが、、、。
それは照明にかける時間が足りなかったのでは?と私に思わせてしまうのです。

次に構図が甘い。

1.2では、どの部分をストップモーションにしても絵画的な構図であったのに、3ではそうではないシーンが多いのです。
特にアルパチーノが入院中の一連の下りの部分に多く感じます。
あり得ないとは思いますが、別人に撮らせたと思ってしまうぐらい構図が甘いのです。

そして、撮り方が変わったのです。

アップが多いのです。
不必要なアップが、です。
撮りたいものを撮っているのではなく、観客が見たいものを撮った感じなです。
そう、監督はプロデューサーとの闘いを放棄していた感じがするのです。
娘をヒロインにさせた事も一因でしょうか、、。

それを特に感じたのは二つのシーン。

糖尿病の発作で救急車に乗せられるシーン。
カメラの前で担架止めて、アルパチーノの表情アップで見せる必要ありますかね?

そして、ラストシーン。

三部作のラストシーンになるわけですが、あんなシーン必要でしょうか。
いかにもアメリカ人が見たいエンディングです。

ファミリーを誰よりも大切にしておきながら、その実どんどんファミリーは崩壊していく。
しかもシンジケートとしてのファミリーだけだはなく、親子兄弟夫婦という一番大切な部分が犠牲になり崩壊していく。
作っては壊され、作っては壊される虚しい諸行なのです。
マーロンブランド演じるゴッドファーザーの最期を、アルパチーノに再現させて締めくくるのは違うと思うのです。
そこにアップがなかったのは同意しますが。



一番印象深い大好きなシーンは、やはりアルパチーノが娘とダンスするところでしょうか。
あの群像映像は素晴らしい。
演出も照明も演技も音楽も、素晴らしい。
あのシーンだけで、ご飯三杯食べられます(笑)

ストーリーがバチカンの不正やその中での殺人を扱ったデリケートな内容です。
そこに色々な横槍が入った事は想像できます。
それが一番の原因のような気がします。
監督自身も悩んだでしょうね。

後に『ドラキュラ』を撮る流れが、そこで生まれたような気がします。


コッポラは久々にメガホンとるとか。

期待してます!









やっつけ仕事

2013-09-28 09:30:09 | 日記
音楽関係の現場仕事を長くしてきたので、段取り悪く経験値だけを頼りに即結果だけ出す事には慣れていたはずなのですが、昨日の仕事も中々痺れましたね(笑)

外国人に書道を教えると言うテレビの取材でした。

情報が上記以外には、通訳連れてくる情報だけでほとんど無く、予想して段取り組んで臨んだのですが、それらがことごとく裏目にでるというピンチな状況の連続!

ま、私の勝手な想像がいけない部分もあるのですが、、、

まず『外国人』の部分

外国人と言えば日本人以外、、
当たり前です、、、
『書道を教える』わけですから、漢字圏の外国人を連れてくるわけはないな、と。

つまり中国人はないな。
漢字も使う、韓国や東南アジア圏の人も連れてこないだろう。
じゃ、アメリカ人かヨーロッパ人だ。

ふむふむ、少し絵が浮かんできたぞ。

『書道』の『道』を短時間で教えるのは、難しい。
製作者の意図として、正座させて痛がる外国人の表情を撮りたいのでしょうが、それはベタすぎるし避けたい。
第一書道嫌いになっちゃうじゃない。
ハードル下げないと。

『書』をどう教えるか?
ここが肝心です。

そうだ、私の得意な音楽のジャンルなら、共通認識できるぞ!
ビートルズイメージして書いた線とか、モーツァルト意識して書いた線とか、映画『ブラックスワン』のダンス見て書くとこうなる、とか。

その作戦でいこう!

昨日の朝、色々と書いたものを用意して本番に臨んだのです。


さて、午後になり約束の時間にやってきたのは三十代の黒人。
信州大学にこれから一年半留学しに来日したとか。

にしてはなんかファッションが今一、、、、
握手もなんかぎこちないし、、、

なに?!アフリカ人?
しかも日本に来て一週間?

オーマイ、ガッ!

漢字圏では無いだろう予想は当たっていましたが、アフリカ人か、、しかもこのファッションだと、、、

やはり音楽は地元のトラディショナル音楽しか興味無いとの事。

あ~

ピストルズや、ACDCはわからなくても、ビートルズぐらいは知っていてほしかった、、、


昔アフリカ人のバンド連れて日本中演奏していた経験もあるので、その話しをすると少し打ち解けました。

話しを進めといくと、彼がクレバーなタイプであること伝わってきました。

しかしその中でわかってきたことは、アフリカでは農業をやっていること、音楽もダンスも得意では無い事、、、

オーマイ、ガッ!!!

認識が甘かったというか、勝手な思い込みだったというか、、

アフリカ人イコール、音楽好きでリズム感が優秀でダンス好き、、、

幻想だったのでしょうか、、、

そうか、いままで知り合ってきたアフリカ人はみなミュージシャンだったからか、、、

以前知り合いのアフリカ人に日本にくるまでの日本人のイメージ聞いてみると、日本人はみな忍者、そして空手家。
だって、そんな映画しか、やってないもん!って言ってました。

確かに日本でも紹介するアフリカは、今でも偏っていますね。


音痴な黒人がうたったり、リズム感の無い黒人がダンスを披露して幕が落ちてくる。ゴングショーというアメリカきイギリスのTV番組をおもいだしました、、、

音楽ネタは使えず、『ブラックスワン』も見た事ない。

国はどこ?
リベリア?
それアフリカのどこ?
紛争地帯に近ければ『平和』ネタも使えないし、、、

えーい!どっにでもなれ~っ!

というわけで、準備してきた事はことごとく無駄になり、全力やっつけ仕事になってしまいました。

多分放送もされずお蔵入りになるでしょう。

とほほ、、、

もし放送されたら、私の奮闘ぶりを笑ってやってくださいまし。


教訓

先入観や思い込みは、時に自分を追い込む事になる。


とほほ、、、、