書道、ピアノ、英会話がTOP3だそうです。
書道と英会話は実用性、ピアノは格好よさが理由なのだとか。
字が下手だったり、英会話ができないで苦労している人が多いのでしょうね。
『ケイコトマナブ』発表の、2014年人気の習い事Best5は以下の5つです
1.英語、英会話
2.水泳
3.書道
4.学習塾、幼児教育
5.ピアノ
書道が3番に入っているのは嬉しいですね！
ところで、私が子供の頃に習っていたものは、幼稚園の頃絵画教室に行っていました。
かすかに記憶があります。
通うきっかけになったのは
『近所にあったから』、、、
大切なポイントですよね～
随分と褒められて育てていただいたようで（笑）、妙に自信がついたのか絵を描く事が好きになったように思います。
好きになったらどんどん描きますから、どんどん上手くなっていくわけです。
そうすると教室で貼り出されたり、賞状もらったりします。
それが嬉しくて更に筆が加速！（笑）
気付かない内に、世の中の見方が絵画的になっていくのです。
不思議なもので、構図と配色にこだわっていたり、偶然目にしたそんな光景に感動するようになるのです。
もちろん美術芸術一般に興味が湧き始めます。
小学校に上がると絵画教室を辞めて、書道教室に通い始めました。
多分経済的な理由でしょうが、親の言いなりです（笑）
通う事になったポイントは、
『近所にあったから』、、、
歩きか自転車で行けるところになければ、子供の習い事は不可能な時代でした。
高校生になると勉強を教えてもらいに、これまた近所のお宅へ。
実は幼稚園の頃通っていた絵画教室は、このお宅。
美術の先生をなさっていた奥様に絵画を習っていたのです。
そして今度は、教会で賛美歌を教えていたご主人に勉強を教えていただく事になったのです。
私が幼稚園の頃の話は、この頃直接的間接的に聞く事になるのです。
博学な方で、学校の勉強をするのは少しだけで、高校生のわたしが疑問に思っている事の質疑応答がほとんどでした。
『美味しいコーヒーってどんなもの？』と問えば、豆選びから挽き方、カップの選定、お湯の注ぎ方、そして香りを楽しんだり、飲みながら色々なことを楽しめることなど、実践して教えてくださいました。
万事そんな教え方でした。
政治経済の話しも左右南北に偏らず、教えてくださいました。
私の人間形成に大きな影響を与えてくださった恩人です。
今、過去を振りかえると、役に立った習い事は全てと言えます。
役に立たなかった習い事は一つもありませんでした。
肝心なのは先生との相性ですね。
そして継続性を育む親がつくる環境整備でしょうか。
絵画教室辞めなければ、今頃私、画家だったかもしれませんよ（笑）
そうだったとしたら今の塾生達と会えなかったことになりますね。
それは嫌だなぁ～
絵画教室辞めて正解だったかも！（笑）
先生との相性が悪くてすぐに辞めてしまった場合は、その習い事自体を嫌いになってしまうこともありますからね。
ご両親が習わせたい事が山のようにあって、子供の気持ちとは無関係に物理的な取捨選択をせざるを得ない事もあるでしょう。
どちらも不幸な事です。
大人になってから、書道体験にお越しになられる方が沢山いらっしゃいます。
小学生の時書道教室に通っていたのに、進学と同時に辞められた方がほとんどです。
引っ越しで辞められたり、先生の引退でお辞めになった方もいらっしゃいます。
一様に残念なのは私より、ご本人なのです。
ご本人がなぜ辞めてしまったのか、なぜ継続しなかったのかを一番残念に思っていらっしゃるらのです。
中には小学校の授業で書道やっただけの方もいらっしゃいます。
なのに、とてもお上手なのです。
素質があるのです。
それに当時本人も気づいていたのに、、、
大人になって働き始め、仕事にも慣れ、過去を振り返る時間ができたとき、当時の楽しい記憶が書道の授業にあったことに気付いて、お探しになり始めるのだと思います。
それは、書道教室の楽しい思い出のある方と同じきっかけです。
継続していれば、皆さん私と同じように書道を教える側になっていたことでしょう。
メインの仕事に就きながらでも、或いは書道一本でも生活できるようになっていたであろう方ばかりです。
書の素質の無い方はいません。
書は人として生きている方なら、誰でも志せるものです。
書道は人の生きる道だからです。
学校の授業や書道教室で出始めた芽を、伸ばしていないだけです。
そしてその芽はいつまでも枯れません。
ですからおいくつになられても、まだまだ間に合います。
書道を志すのに年齢的に遅いなんてことはないのです。
生きている限り、自分と外界をつなぐ感性を、書道を通して養う事に期限などないのですから。
書道を通して養った感性で、絵画をみたり、景色をみたり、人と付き合ったり、様々な問題を乗り越えたり、あるいは回り道したりすることができるのです。
書道することで人間力が育成されていくということです。
来たれ！書道を再度志す大人諸君！
我が和翠塾の門戸を叩け！
そうすれば必ず、全ての道はひらかれるでありましょう。
なんかのお告げみたいですかね（笑）
道は沢山あるように見えて、実は一本道。
幅が広いので、曲がりくねって歩いても折れ曲がりながら歩いても、時に三歩下がったりしたとしても、それが一本道だとはわかりにくいのですが、目的地は皆同じ道なのです。
奈良の大仏の参道を、皆でワイワイと、時に慎重に、時に速足で、時にはふらふらと歩いているようなものかもしれませんね。
ゴールには大仏様が待っていらっしゃいますしね～
楽しそうだなぁ～（笑）
もっとも、その参道の存在に気づかない方もいます。
それが一番残念なことなのかもしれませんね。
レッツ！書道！
レッツ！人生！
