みんなの僧

24で僧侶になり54で住職になるまで夢や悩みを聞き続けて30年。

オタリを知らない音楽業界人はモグリ。

2010-11-29 17:49:44 | 日記
(写真は国領にある、知る人ぞ知る録音再生機メーカーOTARI)

音楽業界にいてもOTARIを知らなければモグリだ。国領に住んでいても、この看板を覚えてない人は観察力不足だ。

恋人であっても、夫婦であっても 意外と私達は相手の気持ちは知らない。

観察不足とも言えるし、話し合い不足と言える。

人間は詰まるところ、動物である。動物である限り、その性質と行動様式は
動物と変わらない所が多分にある。

子孫繁栄の為の行為(恋に伴う行為)は、最初のソレから三年間続く。それを越えると雄は違う繁殖行為を開始し始める。動物はそのサイクルが毎年か一年に二回。

しかし、法律上も社会通念上も安易には婚外繁殖行為を許さないので、安易にその様な行為はしない。しかし動物生理として、その代償行為に出る。それが「浮気」というやつだ。

子供が四人いるとすると、最後の子供が生まれてから三年後、つまり12年後が浮気の危険度最大値。
馬渕国土交通大臣や橋下大阪府知事みたいに六人子供がいると、6人×3年で18年間 浮気の可能性は少ない。

もしお二方が、お遊びしてるとしたら それは絶倫ですね。

じゃあ何故三年間、人間の雄は浮気行為に及ばないのか? 他の動物と違い、人間は生まれて3年間、自分で食物を調達出来ない。2年は歩く事さえままならない。またコミュニケーションも複雑で、言語と言うコミュニケーションもやはり習得に3年間はかかる。
その間、母と呼ばれる人間の女性は子育てが中心になる。子育てが中心と言うことは食物の調達は雄の役割となる。

人間は長い進化の過程で、産後3年間雌の面倒を良くみる雄が 良い雄だと言うメッセージを作り上げ、遺伝子に組み込んだのだ。
だから遺伝子が恋した結婚は最低三年保証される。理屈でした結婚や性欲の交換でのできちゃった結婚は三年を保証しない。

見合い結婚は不利かと言えばそうでもない。ゲゲゲの女房の様に、結婚後にじっくり恋すればよいのだ。
それほど恋は重要である。結婚前でも結婚後でも、時期は別として、やはり恋心は重要である。

恋心は人類進化過程で育んだ遺伝子レベルの感情である。

しかしながら遺伝子レベルであるが故に、一子につき三年保証しかない。長く保証が必要ならば子沢山が必須条件になる。

では、出生率1家族2人以下の現在、遺伝子の壁をどう乗り越えて、パートナーシップを構築するのか?
関西で言われる格言に「夫婦はキツネとタヌキの化かし合い」というのがある。けだし名言である。韓流スターに熱を上げ、綾小路きみまろの真実トークに抱腹絶倒しているベテラン奥さんを見るにつけ、それでエエンかなとも思う。名言ではあるが、やはり解りあって暮らしたいと思う。

しかし、その「分かり合って」という真剣さと真面目さが問題なのである。

子育てもピークを過ぎる頃には 互いに社会という生存競争を経験しタフになっている。

実はこの経験とタフさが頑固さになり、思考の柔軟性を奪う。

互いに自分の事を棚に上げ、ノーガードで打ち合うとどうなるか?

ますます相手を理解出来なくなり、溝は深まるばかりだ。

そして かの長谷川きよしの名曲が頭に流れるのだ。
「オトコとオンナの間には、深くて暗い河がある。それでもやっぱり会いたくて、エンヤコラ今夜も舟をだすぅ~♪」

若い頃は出す舟には困らない。しかし気づくと 舟はないし、出したとしても向こうの灯台が信号を発信してる。なになに?

「入港拒否!」

あちゃー とりつく島もないとはこのこっちゃー

どうする? キミ アナタ
その考察は後ほどに。

カップルいろいろ。東京・国領にて観察。

2010-11-29 13:30:25 | 日記
以前に 我が上忍の里の頭領 百地三太夫の末裔が国領に居ると書いた。拙僧、その国領で昼飯を食べた。
何か東京とは思えない、長閑(のどか)な所である。
繁華街では、行き交う人が多すぎて人の観察は難しい。我が里では、行き交う人がいなくて人の観察は難しい。

その点、東京の郊外にある駅前は人間ウォッチングには最適である。仏教は人のためのものだし、僧侶は人と人との間にあって、その仏教を伝道する役割だ。人を観察せずして、人を知らずして仏教も僧侶も有り得ないですね。

だから人間ウォッチング。
子育て中の夫婦。楽しそうなカップル。仲の良さげな老夫婦もいる。

考えてみれば、そこもかしこもカップルだらけで、パートナーだらけだ。

しかしよく見ると、一緒にはいるが、必ずしも楽しそうとは言えないカップルも少なくない。

カップルであることは必要ですか?
カップルだったら、仲良くないと行けませんか?
結婚したら 添い遂げないといけませんか?
女房は常に一緒にいないといけませんか?
結婚は恋愛結婚でないといけませんか?
などなど 行き交うカップル達に聞いてみたい。

いちいち聞く訳には行かないので、観察望遠鏡・観察感知をマックスにしてみる。

データ分析・考察は今夕に。

亡霊じゃないです。今の日本の首相です。残念。

2010-11-29 12:23:03 | 日記
午前中のブログに書いたが、各地方の首長選挙において顔だけをすり替えた既得権者がゾンヒのように続々と生き返っている。

民主党不信の反動は強く、国政の舵をきることは もはや出来ず、地方では更に政治力を失っている。

中でも、和歌山での敗戦の痛手はデカい。

しかし、国政での体たらくだけが敗戦の原因ではない。

先ず民主党県連の人選が間違い。 民主党県連の体質で選んだ人物は通用しない。

今までは自民党に投票していた人も納得する人物でなければ勝てない。

和歌山民主党のリーダー、岸本周平氏自体が そうであったように。

知力・学力・仕事力・実践力、そして人間的魅力が 岸本周平氏にはあった。

しかし今回の知事候補者は違う。民主党の県会議員としては優秀だと思う。しかし、それはあくまで和歌山民主党県連の中の優秀であって、和歌山を代表する政治家ではない。

何も無理矢理 対抗馬を立てる必要はないのだ。

もし、それなりの人物がいなければ 出さないのも選択肢だし、出すなら 岸本周平氏しかいない。

県民も国民も有能で行動力のある人物をリーダーに据えたいと思っている。民主党政権だからと言っても民主党県連体質で選ばれた人物を知事にする必然はない。
民主党は政権交代の役割を終えたのかもしれない。、政権交代のメリットも貯金も使い果たした。
やはり必要なのは政界再編です。

自民党でもない、民主党でもない、今後の日本を引っ張って行ける政治家達が必要なんです。

その中には和歌山の岸本周平氏は必要カクベカラザル政治家。民主党県連体質の代表ではないです。

ワタシの憤りはブログだけでは収まらない。ほんこさん終わったら和歌山に行くしかない。

その前に今、東京だし、議員会館に乗り込むとするか!




名古屋考

2010-11-29 10:03:19 | 日記
引き続き。名古屋の食べ物は美味しい。いや、すごく旨い。

山山コンビだけではなく、ひつまぶしや味噌カツも旨い。夜中に食べる若鯱屋のカレーうどんも絶品だ。
しかし、今回の名古屋は食べ物がポイントではない。
名古屋市の市長と議会がポイントだ。名古屋市だけじゃない、大阪府・大阪市、鹿児島の阿久根市などが同じ課題を抱えている。

ぬくぬくと既得権に巣くっている輩が、ぬけぬけと強弁し、府や市の財政と未来を圧迫している。

名古屋市は一見華やかになった。今回も訪ねて確認した事だが、華やかな栄あたりから少し離れると、昔のままだ。

名古屋市を中心に東海三県のGDPは大阪府を中心とした近畿圏をはるかに上回っている。きっかけは愛知万博だったかもしれない。
名古屋市の河村市長がやろうとしているのは、改革ではない。市として当たり前の事を、まっとうでまともな事をやろうとしているのだ。

表通りの華やかさに象徴される既得権者の考えと 未だに質素に生きている庶民の生活の隔たりを埋めようとしている。
庶民の生活感覚とかけはなれた所に、役所も議員も居る所が多い。

反旗を翻(ひるがえ)す心ある首長を変人扱いするのは容易い。

しかし、腐った既得権を変えるのは、彼らだ。変人と書いて、政治と行政をまっとうにまともに変える人と読む。

民主党の体たらくに 夢見る既得権者が顔だけすり替えて、ゾンヒのように続々と生き返っている。

地方での民主党不信は深刻だ。悪い意味で先祖返りしている。

ここはひとつ国政よりも、地方政治の変人リーダーに活躍を期待したい。

名古屋市、栄のきらびやかな表通りと駅前徒歩五分の昔ながらの街並みを歩いて確信したワタシでした。



名古屋だった。うまさのミソは八丁味噌。

2010-11-28 17:01:00 | 日記
昨晩は名古屋タイム。
名古屋の食べ物が好きだ。行くと必ず、山山コンビを訪ねる。山山とは山本屋本店と山ちゃん(世界の山ちゃん)だ。今はありきたりだけど、私は20年をこえるベテラン通い客である。
山本屋本店は味噌煮込みうどんの老舗。山本屋の味噌煮込みうどんには麻薬が入っている。

麻薬と言っても、法律に抵触する麻薬ではない。でも麻薬だ。

何口か食べると 口の中がやわらか~くやわらか~く麻痺してくる。ピリピリしないしびれというか‥

他の食べ物で こんな風になるのは 思い出せないが、後一つか二つ。

そのやわらか~いしびれが、なんとも言えない しあわせ~な感触を呼ぶ。

美味しい?旨い?超ー旨?いや、どれも少し違う。
うどん自体が硬い。コシではない、歴史上の由来があって硬いのだ(コレを語ると話が長くなる)
その硬さを しがんで(噛む)その硬さから 歯と歯茎が解放された瞬間に 幸せの食感が生まれ、と同時にしあわせ~な、しあわせ~なしびれが発生する。

物凄く複雑で回りくどい美味しさだ。(物凄く複雑で回りくどい説明でスマン)
この美味しさは やはり他の食べ物の美味しさとはちがう。

先ほど書いたみたいに、歯と歯茎までが 味噌煮込みうどんに説得されてしまう。

この回りくどい 他にはない美味しさは 美味しさを超えているのです。
よって、麻薬の食べ物なのであります。20年を超えて食べ飽きない。年に12回以上は食べる。これは常習性を呼ぶ食べ物。

急いでいる時は、名古屋駅の山本屋本店エスカ地下街店。時間がある時、車移動時は 山本屋本店栄本町通店。

おすすめは山本屋本店栄本町通店。しあわせしびれ度が他の系列店より、何故か深い。深い。

年内に あと二回は食べに 行こう。