みんなの僧

24で僧侶になり54で住職になるまで夢や悩みを聞き続けて30年。

国会議員に相談。山のこと街の人のこと

2010-11-02 15:36:07 | 日記
昨日は参議院議員の行田 邦子先生とお会いして 諸問題について お話ししたり 相談してきた。

この前の参議院予算委員会で 山林についてタイムリーな質問を切り口鋭くなさってたので 是非 意見交換したいと 行田先生と共通の友人を介して 会える運びとなった。

元々、行田先生は参議院議員になる前は 広告代理店 電通の社員だった。
共通の友人も 電通マンで現在は出向(?)して 某制作会社で傑作なCMを作ってる面白い人物。(サントリーbossのCM、SoftBankの犬のお父さんシリーズなど)
その友人ともんじゃ焼きをつつきつつ、「山林の荒廃が進み、山林を中心とした地方集落の過疎が急速に進んでる。山林は今までの考え方ややり方では、どうにもならんが、実はこんなやり方と利用方法がある。~云々」

「また、人口過疎は地方集落で急速に進んでるが、都心部では人のこころの過疎が深刻や。中央線や東西線が人身事故で止まらない日はない。」

「僧侶や坊さんていうても、人相手には仏法伝えられるけど、過疎が進んで村に人が居なくなれば猪・猿・鹿・熊相手に説法せなアカン」

「東京では精神科の壁が低くなり、誰でも心療内科にかかる。しかし、薬の処方がどうかな?薬出しすぎちゃう?という所もある。」
「いや、すぐ心療内科に行くその前に坊さんが話や悩みを聞いたり、受け止めたりせなアカンのちゃうかな」

「そういう意味では、伽藍を捨ててバザールへ向かえ!ちゅう新刊出てるけど、坊さん!本堂離れて街で聞け!って事か」

「そやなぁ、しかし闇雲に街や雑踏に出ても、人の悩みは聞きづらいし、辻説法してもアカンやろ。行き交う人は十万人おったとしても」

「でも何かせな。ミュージシャンのストリート系はあっても坊さんのストリート系はナシか?」

「それより、ストリート系する前に、ブログやったらええやん。先ずはそこから始めたら?自分の寺や檀家さんだけじゃなく、みんなの僧になるんやったら」

「そやね。じゃ、先ずブログ始めるわ。タイトルは話しを聞く僧・みんなの僧で」
と、もんじゃ焼きミーティングから生まれた
「みんなの僧」であります。
ただ、話しを聞く僧というタイトルは周りくどいので 割愛した。

もんじゃ焼きでシコタマ、地方集落や山林の問題、都会に住む人こころの問題を語り合った翌日、偶然にも友人の友人・行田先生が参議院予算委員会で山林の質問をなさってたのです。最後になってしまったが、行田先生との 詳しい会談内容は 具体的に話が進展する度に 書いていこうと思います。