みんなの僧

24で僧侶になり54で住職になるまで夢や悩みを聞き続けて30年。

大相撲九州場所。

2010-11-14 19:00:54 | 日記
口先だけの生物多様性!口から出任せの クリーンでオープン? イランわ!そんなもん。

政治にしても、相撲協会にしても マスメディアがでっち上げる 哲学なきモラロジーのおかげで 全くツマラン!

多数派に見える 相撲ファンとやらに支えられてる 高見盛や魁皇、白鳳人気?相撲ぶりや人柄に伴う人気には、異議を唱えないが、 ソレだけじゃ大相撲人気は出ないぞ。


悪役や暴れん坊がいて、若武者や王道がひかる。そうコントラスト。

それを認めなかったり、排除すると 楽しくないし、活気はでない。

その証拠に白鳳が幾ら勝っても楽しくないし、視聴率もあがりません。会場もガラガラですよ。

朝青龍や不良外人力士が頑張って、それを若武者や魁皇や白鳳が ブチ倒すのがオモシロいのじゃんか!ちなみに私はイチローが大好きだけと、時々見てて、あのプロフェッショナルさが苦しくなる時がある。そういう時はキヨハラだ。清原の凄さとアホさは、愛の付け入る隙がある。イチローにはただひたすら尊敬だ。
鈴木宗雄ちゃんや 小沢一郎くんを排除して どっか上手く行ってんのか?管直人、仙石民主党!

国家戦略もなく、その場しのぎじゃないか!アンタらはオープンとクリーンとしか言えない 小者だ。。

体と人生張らないから、すれすれ安全なんですよね?

みんな本当は知ってるんじゃないですか?

国家や大企業の黎明期は オープンでクリーンな事じゃない事もやって急成長した事。

勿論、信念と良質の製品ありき が ど真ん中にあるから 会社が成長したのはわかります。

しかし、それだけじゃないでしょう。そうですよね?オーブンとクリーンだけて成長したと神様 仏様に誓えるのですか?

正義は立場によって変わるもので、真実でも真理でもない。

そうやって戦後日本も成長してきたし、今の中国も成長してるんですよ。

そんな中国やロシア相手に オーブンでクリーンしか唱えられない小物政治家は通用する訳ありません。

小沢一郎くんや鈴木宗雄ちゃんとかを 上手く使える 度量と胆力が 国民に必要だと思うし、その必要性を疑わない。

相撲協会にも日本の政治にも その世界での多様性が失われてる。様々な多様性を持たないと、リアルで強欲で、暴力的な現在の世界には対峙できない。

マスメディアという、ややもすると人のアラばかり探してる職性に 判断と価値観を委ねすぎるのはイケません。 危険だし、考えが硬直化し、偽善の正義のもとに 人は人を許さなくなるし、人は人を信じなくなる。

目に余る 社会的悪行は法律が罰するべきだ。

しかしマスメディアは法の番人ではない。勘違いしないで頂きたい。

網に漏れた悪行には 天罰がくだり、人目につかない悪行は その人自身が その悪に苦しむ。

すべては 人間の欲望から始まる 業と言うべきものだ。

残酷な生存競争では、知らずのうちに、罪を作り、悪を重ねざるを得ないかもしれない。

その悪行の輪廻から 解き放たれるには 仏陀の教えが必要だ。

ヒステリックで一貫性のないタイプのマスメディアには 出口も糸口もない。

もっと おおらかに 強かに 構えないと 野獣ばかりの 人類というジャングルでは 生き残れません。

でも、生き残るのは 残酷でとても辛い事です。

辛くなったら 話しましょうね。機会があれば 話しを聞きます。です。

私もしょっちゅう辛いですが。






月夜野忍び

2010-11-14 14:00:09 | 日記
この前は さわり程度に読んだ所で睡魔大王に襲われ、寝てしまった。未読の「忍び外伝」を今朝読み 終えた。

面白かった。確かに 色んな方が 賞賛してるだけの筆力だった。世事の中で 気になる事は 他の人と重なる事もあり、重ならない時もある。

作者の 乾緑朗さんが気になる事は 私も気になる所だな と感ずる箇所が多々あった。

このブログを見て、本を読まれる人も いるかも なので 細部は割愛する。が、重なる部分に多少触れる。

カドカワハルキさんが、肝いりした本「産霊山秘録」書いたのは半村良氏。また芥川龍之介の「杜子春」などの作品テーマに重なる所が、ある。そうや!実はこうなんや!と喝采した映画「マトリクス」最近では「アバター」とも本ではないが メッセージが重なる。

日本という、地理的条件が整った気候風土。

それらを愛し、奪い合い、殺し合い、和合し、現在を作り上げた 各種族と部族。それが日本人。

そして、それらの種族と部族の栄枯衰勢を留める 書物や宝物。

それら全てが問いかけてくる。

生きるとは?人とは?成功とは?国とは?民族とは?幸せとは?

そして私とは?

色んな角度やアプローチで その専門性を駆使して 歴史的研究や科学的解明が行われている。

どんどん やって下さい。お願いします。

仏陀は その超越。

超越は 「悟り」

歴史という積み重ねと、科学の進化で 悟りが ワカリ始めてきた。

中国から渡ってきた、書物とその解釈だけでは 仏陀の全てではない。

もう、あなたは知っている。もう、私も知っている。
現実と現在という 解釈と解明を置いて、不易流行・温故知新はない。変わらないものと古いものだけに頼るのは仏教学であって、仏陀の悟りとは別物だ。

何が流行っているのか?何が新しいのか?何故そうなってるのか?という センスなしに 温故知新も不易流行もない。

過去の遺産と先人たちの蓄えだけに頼るのは
仏陀の悟りの 半分かも知れないのだ。

聖徳太子の時代の流行と新しきものは 中国を経た仏教だった。

貧困という事実と 争乱と混乱という現実から 日蓮の、法然の、親鸞の 仏教が生まれた。

今、子供たちはゲームに勤しまない日はない。仕事にパソコンを使わないビジネスマンは少ないだろう。
また、世界の株価を気にしない投資家はおらんだろう。

今日もニュースでは、「APECに各国首脳が集まって云々」と 日本が世界とかかわらずには 存在出来ない事を 押しつけている。

Googleすれば 必要な情報は淀みなく 入手できる。
そう、それら全てが 現在で現実だ。そしてそれらが伴って、温故知新であり 不易流行なのだ。

ハッキリ言う。中国を経由してきた 過去の仏教だけでは、 研究だけでは、 もう仏教ではない。鎌倉に始まった仏教も苔むしている。

そんな仏教に新しさを標榜するために幾らイベントをして、流行りのアーティストのコンサートしても 駄目だ。
それは観光仏教だろう。
仏教自体が 現在で現実で、現在進行形で、ライブでイベントでないと駄目だ。 過去からの積み重ねや先人の蓄財は 不易流行でも温故知新でもなく、過去そのものとなる。

アバターの3Dに仏教は生きていて、始まってる

マイケル・ジャクソンの生涯と死に様に 無常があり、始まりがある。

しかし、歴史の積み重ねも 科学の進化も エンターテイメントも 私たちの生活や人生も、全ては
「悟り」の 手のひらにある。

西遊記の孫悟空が十万里を 飛んでも 釈迦の手のひらから 抜け出せなかったように。

でも、私たちは飛び続けるのだ。 未来に向かって。ずっと 仏陀の手のひらであったとしても。

坂上二郎さんじゃないが 「飛びます!飛びます!」 だ。
飛び続ける仏教が仏教で 仏教学は仏教とは呼べない。

私の脳なしに 私は私足り得ない しかし私の脳だけては 私とは言えないように。

私の脳は、現実と現在と言う肉体と共にあって
ワタシとなる。

テレビでは みうらじゅんと山田五郎が たわいもなく 現在を話し合って 笑わせてくれてる。

仏教の専門用語を使わずに、人生と人類の可笑しさを 無常を 笑い飛ばしてくれてる。

やっぱ 飛びます、飛びます、飛ばします!だな

photoは千数百年続く里の神社に かかる月夜。

今は過去 過去も今。ですね お月様。

二上山に

2010-11-14 01:05:42 | 日記
腰痛もあり 静養兼ねて 本日 読書の日。

時々テレビを見る

ニュースではAPECか尖閣
ふと 宮崎あおいちゃんが演じてた 篤姫を思い出す。

幕府末期から明治政府へ
外圧に押されて 混乱しながら 否応なしに 開国するニッポン。

アメリカや中国やロシアに外圧かけられてる 今の日本とシンクロする。

西郷さん役は誰で、勝 海州はだれ? とかイメージ遊びする。

人物の大きさが 違い過ぎて、結局 誰も当てはまらない。

写真は最近開通した 三輪山の南の麓を走るバイパスから見た 夕日。

沈む方向は二上山。

大物主が 天孫族に ヤマトを 国譲りした時、見た夕日も こんな様に 見えたかめ知れない。

夕日に向かい 二礼 四拍手 一礼