ワニなつノート

子どもはみんな子どものゆめをみる



子どもはみんな「子どものゆめ」をみる

(伊部さんと康司へ)


子どもは子どもとして
だれもがみんな
同じゆめをみる

誰もが生まれて母をさがすように
子どもはひとりでは生きられない

だから子どもはだれも
同じゆめをみる

子どもであるかぎり
子どものゆめをいきる時季がある


親は親として
子どものゆめがみんなと同じと
わかる瞬間(とき)がある


家族とはべつの
生きる仲間に出あうゆめをみる季節を
人は子どもとよぶ。

だから、子どもに必要な家と家族と温もりと
食べ物と友だちと子どものゆめとは
無条件にかなえたい



それはあなたに無理な願いだとは
言えない親がいて

無条件に子どもの側に立つしか
できない親がいる


子どもにあきらめさせることのできない願い
それは障害ゆえにできないことを
克服させることじゃない

歩けること
しゃべれること
聞こえること
見えること
それは子どもの条件じゃないから

歩けないこと
しゃべれないこと
見えないこと
聞こえないこと
それは親子のつながりの障害にはならない
それは友だちのつながりの障害にならない
それはひとのつながりの障害にはならない

それが、子どもにあきらめさせることのできない願いなら
守るのは親の仕事だろ


それが伊部さんの教えてくれたことだったね
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「8才の子ども」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事