ワニなつノート

映画「道草」(その1)




一回目、道草を見終わったあとの感想。

「この映画を世界中の人にみてほしい―――」

この映画のなかにはにんげんが生きている。

アウシュビッツや出生前診断では、殺されることのない、にんげんが生きている。


誰が誰の支えになっているのか見えづらい世界にあぶりだされる、にんげんがみえる。


石牟礼さんが描いていた悶え神の現代版。

「どちらかが」ではなく、お互いがお互いに、「悶えてなりと加勢するしかない者同士」のつながりがみえる。




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