Ｎａｏちゃん（中１・１）

Ｎａｏちゃん（中１・１）


会報の表紙には、セーラー服姿の
かわいいＮａｏちゃんの写真が載ってます(^^)v

それにしても、
最初の４行のセリフって、
なんか、ツメタイ感じだな～～(>_<)

あの時、３０分くらい、
一人でしゃべってた気がするけど、
こんなにツメタかったかな～。
まあ、確かに、こんなふうに言った覚えはあるけどね～
(-。-)y-゜゜゜


【待ってなくていいよ～！】

「なにが心配？　なにが不安？　
だって、高校生になったら１人で電車に乗って行くんだよ。
中学生が近所で迷子になるくらい、
どうってことないでしょう？」

…中学入学前の定例会で、
yoさんに言われて目が覚めました。

私ったら懲りもせず「慣れるまでは…」と、
当たり前のように送り迎えするつもりだったのです。
yoさんの一言があったお陰で、
私が１度も付き添うことなくＮａｏは登下校しています。
その日の気分や友だちに合わせて、
決めた通学路以外の道を歩いたりしているようです。

中学生になったとたん６年間通所していた学童が突然なくなり、
どうなることかと思っていましたが、
その答えは意外にも入学式当日に出ました。

子どもたちの学級活動が終わったあと、
保護者の懇談会があると聞かされ、
いきなりＮａｏに鍵を託すことになってしまったのです。

「帰る！」と言い放つＮａｏを目の前にして、
私は覚悟を決めるほかありませんでした。

全くの想定外でしたが、
Ｎａｏは入学式当日から自分で鍵を開け
留守番することを見事にやってのけたのです。

「ゴメンね～、明日は家で待ってるからね」と言う私に、
「え～！待ってなくていいよ～！」と、
これまた想定外の返事。

ひとまず、放課後の留守番は大丈夫！っと。
さっそくＮａｏ専用の合カギを作りました。


入学して４日目、
「遅刻しそうだから、もっと早く家を出る！」と言うＮａｏ。
…？余裕もって行かせてるつもりなんだけどなぁ。

歩くのが極端に遅い上に、
新しい通学路には初めて出会う散歩中の犬がいっぱい。

どうやらＮａｏは、会う犬、会う犬すべてに立ち止まり、
声をかけ、なでまわし、飼い主に「名前はなんですか？」と、
いちいち聞いているらしいのです。

そんな時間は計算していなかったので、
気がつくと遅刻ギリギリ？（もしかして遅刻しちゃってる？）　

そこで「もうちょっと早く歩かなくちゃ！」とか
「犬は見るだけ！」と思わずに、
「もっと早く家を出る！」というところが、
いかにもＮａｏらしいと思いました。

入学早々、成長を感じる出来事がたくさんありました。
中学のカバンて信じられない重さ！　
筋トレか？と思うほどのカバンを泣き言ひとつ言わず持ち、
登下校の道のりに加えて教室がある
校舎の５階まで登り降りしています。

Ｎａｏがあの小さい体で、不安と緊張の中、
精一杯がんばっていると思うと
親ながらもスゴいなぁと思います。

部活は２年生の先輩に誘われて決めた美術部。
私に相談もなく、さっさと決めてしまいました。

第１候補のテニス部は、土日のテレビが見られなくなる…
という重大な理由で断念したそうです。

「帰宅部かなぁ」と思っていた私の予想は
見事にはずれ、今のＮａｏは
「自分の人生を自分で切り開いている」という感じ！

これからが楽しみです。