やっちゃんの中学生日記 （１）

やっちゃんの中学生日記　（１）

先月号のなっちを紹介したついでに、
やっちと、Naoちゃんの近況もお届けします。

☆ 　　　　☆　　　　　☆　　　　　☆


Yasuが中学生になりました。

学区の中学なので、小学校から見慣れた
センパイもたくさんいます。

入学式の下校の時に、私が近づくと
なぜか「帰るの～！」と大騒ぎのYasuに気づき、
「あいつ、小学校の頃、よく面倒みたよ～」という
センパイらしき人の声。

私は近づき「また、よろしくね！」と
微笑み返しをしました(^_-)-☆

中学は上履きもひも靴なので、
ひもが結べないYasuはどのようにしたらいいのか心配でした。

案の定、長～い靴ひもを垂らして校内をカッポしているようで、
危険なので先生たちが代わる代わる
ひもを結んでくださっていたようです。

その後は、ゴムひもで改良上履きを私が製作しましたが、
今頃はどうなっているのか、わかりません。

まだまだ、お騒がせエピソードは数多く…。

先日、夜に制服が脱いだままになっていたので、
ハンガーにかけようとすると、
首の部分がないではありませんか…。

私は固まってしまいました(゜゜)。

学生服のつめえりの部分がきれいに切り取られていたのです。

「やっちゃん、まさか…、これ。
これ、いくらすると思ってんだよ～！！」

もう夜なので、明日のことを考えなくてはいけないのですが、
制服姿の写真も残っていないし
（これまた、ヤスに消されてしまい…）。

「明日、学校いくな～！！　バカヤロ～！！」
と、もう怒りはおさまりません。

とにかく、次の日は先生に事情を書いて
ワイシャツで登校させました。

このところ、暑い日が続いていて、中に半袖短パンをきて
制服を着ているほうが異常な気はしていましたが…。

先日、何気ないヤスとアヤミの会話が聞こえてきました。

ア：「やっちゃん、どうして制服のえり、切っちゃったの？」
ヤ：「かゆかった」

ア：「ああ、だから切っちゃったの？」
ヤ：「うん、痛かったの」

ア：「もうやらないでね。あれ、2万円もするんだよ」
（どうして４年生のアヤがリアルな金額を言えるのかわかりません）
ヤ：「アヤ、うるさいね！」

ア：「もう切らないでね」
ヤ：「うん、（制服）もらえる？」

ア：「新しいの来たら、大切にしてね」
ヤ：「うん。」

私には到底できない、こんな正しい
子どもの諭し方講座を聞いていると、
怒りがトホホに変わっていくのでした(・。・;

「Yasuさん、暑かったら、
制服は、脱　い　で　く　だ　さ　っ　て　
けっこうですから～！！」