ワニなつノート

親がいないと学校にきてはいけません


昨日ぽっかり予定が空いたので、名古屋の集会に参加してきました。

《「親付添い」は差別!》という、日ハムの大谷のストレートみたいなタイトル。(あ、ここは、中日の投手をあげなきゃいけないのか…。)

あまりにストレートすぎて、新聞にはそのままでは載せられないと言われたとか(-.-)

でも21世紀のいまも、親がいないと学校に来るなと言われる子どもがいる、という現実を、少しも報道しないマスコミっていうのも不思議な気がする。

最近は「性同一性障害」の子どもへの配慮についてのニュースをよく見かける。
今年の6月には、文科省が調査結果を公表した。
「学校側に悩みを相談したのは約600人で、約6割の学校で戸籍上の性と異なる制服着用やトイレの使用を認めるなど何らかの配慮をしていた」

6割の学校で配慮がある、ということは4割の学校ではどうなのか、その辺のことは分からないが、ようやくここまで「理解と配慮」が進んだんだなと感じる。

ただ、こうして様々なマイノリティの問題への理解が進む一方で、「親がいないと学校に通わせてもらえない子ども」がいる、ということは「子どもの人権侵害」としては扱われないのはなぜなんだろう。


わたしはいま、一緒に暮らしてくれる親がいない「子ども」と暮らしている。
この子たちが、もし「親がいないなら、小学校に来てはいけません」と言われたら、新聞でもテレビでも大きなニュースになると思うんだけどな。

こうして、「障害」というバリアは、いろんなところに、幾重にも幾重にもある。

コメント一覧

11月25日
まさに、今子どもの小学校に付添しながら、この記事を読んでいます。

兄弟の行事はあきらめるか、付添義務のため、学校を休ませます。
私が風邪でも引いたら、娘は学校を休まなくてはいけません。

学校に話しても、”文部省の○×”みたいな電話帳くらい厚い本を出してきて、「先生方は手出しができない」事を説明されます。
娘は簡単な医療行為が必要なんです。
規則がそうなのは分かりますが、何か間違ってる気がしてならないです。

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