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ワニなつノート

自分の「呪い」を解くための100のメモ ⑬

《中間まとめ》B&C

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《中間まとめ》を4つに分けて書こうと思って、気づいたことがある。(A=その子。B=親。C=地域の人たち。D視聴者)

《中間まとめ》は、BとCにとって、「見えていない」ことがあるという「確認」だった。

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【「はじめてのおつかい」とは何だったか? そこでは何が起きていたのか?】

その問いに、正しく答えられるのは、AとDだけ。

B(親)は「途中」を何も見てない。出発と帰宅以外、何も見えていない。いや、親が「見えない」ことが、「はじめてのおつかい」に一番大切なことだったと、ここで分かる。

(だから保育園や学校での「親の付き添い」が望ましくないのだということも。)

             □

C(地域の人)もまた、それぞれに部分的な関りであり、その時々の「状況に応じて手をかす」だけであった。それは「安全なつながりのある地域」の日常の一コマに過ぎない。

そして、それこそが大切なことだった。

それは目の前の状況に応じて「手をかす」ことに過ぎず、「特別な支援」でも「特別な配慮」でもないこと。

そのことが、「はじめてのおつかい」に不可欠な、「ただ手をかすこと、知恵をかすこと」だった。

【写真:仲村伊織】

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