ワニなつノート

もっと子どもにあうために(その4)


もっと子どもにあうために(その4)


A

親が、「この子の一番かわいいところ」を感じること。
それは、「親になる喜び」を、「この子にもらった」と感じているということ。

親がそれを感じていないとしたら、子どもの本能は「自分が悪い」とみなす。
幸せな「親」にしてあげることのできない存在。
悪い子だと感じる。

子どもとはそういう生き物。
きょうだいという子どもも、そういう生き物。


B

「出会えてよかったという、喜びと広がりの感覚」
「私たちは大丈夫、うまくやれる」という、無条件の信頼。

それが伝わらないとしたら、子どもの本能は「自分が悪い」とみなす。
幸せな「親」にしてあげることのできない存在。
悪い子だと感じる。

子どもとはそういう生き物。
きょうだいという子どもも、そういう生き物。



AとBを親に「感じさせない」力はどこから?
それを「なしにする力」はどこから? 
「あなたが感じるように感じてはいけない」と命ずる声はどこから? 

それは、子どもの障害や病気そのものでは、ない。



「親は敵」ではなかったのだと今は思える。

子どもにとって親は、敵以上に絶対的な存在。

虐待する親にも、殺す親にも、子どもは無条件の愛を贈る。
そして親になって下さいと願い、祈る。


だから、横田さんたちは「親は敵・愛を否定する」と言い聞かせて、自分の主体を生き始めたのだと、今は思う。


40年かけて腑に落ちる、自分のための言葉。
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