ワニなつノート

映画「道草」(その4)


 
《ネタバレしない感想シリーズ》



宍戸監督のインタビュー記事を読んで、「視点」の違いがひとつ分かった。


【――『道草』を見ると、「こうやって地域で暮らせるんだ!」と驚かされます。

宍戸:僕も…知りませんでした。親元か入所施設、あるいは病院の3パターンしか思い当たらなかったんです。亮佑君たちのような暮らし方があると知って。そっか、出口があるんだって。


――亮佑さんの第一印象はいかがでしたか?

宍戸:チャーミングだな、と感じました。「強度行動障害がある」と聞いていたので、ちょっと身構えていた部分もありましたが、杞憂に過ぎませんでした。】



        ◆


【映画をみる立場・A】

「障害のあるふつうの子」と「ふつうの暮らし」を知らなかった人。

「強度行動障害」という「単語」に身構えてしまう人。

そういう人へ「誰でものふつうの暮らし」を、紹介する映画.(・。・)

そういう人が「誰でものふつうの暮らし」に、驚く映画。(゜o゜)


       ◆


【映画をみる立場・Z】

「障害のあるふつうの子」と「ふつうの暮らし」を呼吸してきた人。きょうだい。同級生。


「強度行動障害」という「単語」が「福祉の造語」だと知っている人。


そういう人にとって、「見慣れた」「当たり前の」「日常」がみえる映画(・ω・)ノ


でも、スリルとサスペンス、ときにホラーが蘇る映画(/・ω・)/







【8日のケイズシネマ公開終了後も、都内で上映いただける劇場と調整中です。決まり次第ご案内させていただきます】・・・・だそうですよ(=゚ω゚)ノ
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