ワニなつノート

子どもとつながる



子どもとつながる



ぼくたちは同じ怖れで出会い、同じ神経系でつながった。

身構える小さな身体は、わたしのなじみの姿勢だった。
同じ場所から、同じ怖れを通して、私も世界をみていた。

同じまなざしで身構える小さな生き物。
私たちは同じ身体と神経系のなかにいる仲間だった。


はじめに見えた記しは怖れだった。
そこからゆっくりと、お互いに握りしめている安心をひらく。

怖れの前にあるもの。
ぼくたちは勇者になる。
大切な人を悲しませないために。

「待ってろ、いま助けにいくから」
守りたい自分。

はじめにもらった安心を手放さない。
ぼくたちは救援隊長になる。


同じ神経系で怖れと安心を感じる仲間とつながる。
ことば以前、見ることや聞くこと以前に、この世界を同じ神経系で理解しあえる仲間がいる。

怖れから大丈夫になれる私をみつける。

ぼくがいない世界を怖れる人を守るために、ぼくはぼくでいる。

そうだね、わたしもそうだった。
同じ怖れと希望をにぎりしめている。
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